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Webディレクター→エンジニア→コンテンツディレクター。 受託やSESを経て、人材系ス…

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Webディレクター→エンジニア→コンテンツディレクター。 受託やSESを経て、人材系スタートアップでディレクターをしています。

最近の記事

「自分なりに前に進んでいく」ために。

こちらのnote、自分にも身に覚えがあって他人事じゃないなぁなんて思いながら読んだ。 環境を変えたかった時期には色々がむしゃらになっていたけれど、何がどう良かったんだっけと考えていたら、この言葉を思い出した。 「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。」 小林一三 これは真理だと思う。 個性に根ざした強みを知ること最初から狙っていたわけではないけれど、私は、成長の早い遅いの差を縮めるために「珍しいスキルセットを作る」と

    • 何かを学ぶとき損得勘定を飼いならすと三日坊主を回避できると実感した話。

      外出自粛が叫ばれる直前ぐらいの頃…たまたま行った楽器博物館で「せっかくだから何か楽器が出来るようになったらいいな」と10穴ハーモニカ(穴が10個ある、ブルースハープとも呼ばれるハーモニカ)を始めまして、ついに練習50日目に到達しました。 そもそもの目的が運動不足の解消でハーモニカをすごくやりたいわけではなかったので、「毎日楽しく続ける」ことを第一に、なるべく欲張らず楽しむことを意識していました。また、サボらないように人前で記録をつけることにしました。せっかくなので日数を数え

      • 将来を悲観したり不安がってるだけだと不毛だし、もっと「学びほぐし」の考え方が世間に浸透してほしい。

        今朝、とても大切なことが書かれた記事が掲載されていました。 「妖精さん」というのは、貢献度や能力と賃金が噛み合わず、全然働いてないのに給料だけは貰っている中高年のこと。 この問題は、単なる世代間の対立ではなく、日本の人事制度、労働政策、少子高齢化、教育・子育て、社会保障などとつながっています。単純な話ではありません。 国の政策や会社での組織的な取り組みとして何が必要か…というのも記事内に書かれていますが、個人レベルで今すぐできることだけにまずはフォーカスしてみましょう。

        • 【良書】北野唯我著『天才を殺す凡人』

          この本(2019/1/16・日本経済新聞出版社)のあとがきには、このように書かれています。 「なぜ、この本を書いたのか?」 と問われたら、私はこう答えます。 「人の可能性を阻害するものに、憤りを感じるから」です。 読んでから1年ほど経ちますが、印象に残っていて今も時々思い出します。 当時、第1作の「転職の思考法」に続き「この本もきっと面白いだろう」と思い、この本を手に取りました。期待通り楽しんだ後、このあとがきに「理不尽に対して一緒に怒ってくれる人が居る」嬉しさを感じて

        「自分なりに前に進んでいく」ために。

        • 何かを学ぶとき損得勘定を飼いならすと三日坊主を回避できると実感した話。

        • 将来を悲観したり不安がってるだけだと不毛だし、もっと「学びほぐし」の考え方が世間に浸透してほしい。

        • 【良書】北野唯我著『天才を殺す凡人』

          2019年、転機に助けてくれた3冊

          今年はたくさん本を読みました。良かった本は、とても絞り切れないので(そもそもnoteに全部書いてない)、転機の渦中でよく思い出していた本を3つ選びました。 (なお、今年の場合「転機=転職」といっていいかもしれない) 転機その1:転職活動を始めるまで(自分にとっての「良い」って何だ?を考えた)2018年秋に読んで以来、何度も力をくれた本。当時いた会社は「マネジメントが全然だめだ」と言いながら辞めていく人はよくいましたし、言われても仕方がないと思うような出来事も頻発していました

          2019年、転機に助けてくれた3冊

          【好きな場所】猫の島のこと。

          佐柳(さなぎ)島香川県仲多度郡多度津町・佐柳島。 日本全国から猫好きがやってくる一方で、県庁所在地で地元の人に話すとかなりの確率で「どこ?」と言われちゃうような場所。 初めて島に行ったのはたぶん小学生のとき。おじいちゃん家に行ったとき、皆で船に乗って、ひいおばあちゃんに会いに出かけた。海のそばの古い日本家屋で、家の中を野良猫がナチュラルに出たり入ったりしてるのが衝撃的だった。 その後、島に行く機会もないまま何年も経った。 初めて行ってから、約20?年後2012年の夏、た

          【好きな場所】猫の島のこと。

          【良書】玉樹真一郎 著『「ついやってしまう」体験のつくりかた――人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ』

          体験のしくみを解説する本 (2019/8/7・ダイヤモンド社)ゆえに、この本自体に仕掛けが施されている…。これから読まれる方はぜひ紙でどうぞ。(私は電子で読んだけど、電子向きではなかったけれど…それでも)とても良い本でした。 「心さえ動けば、それは体験です」ゲームはUXを学ぶのに格好の題材だ、というのをどこかで読んだことがあります。この本は、任天堂に限らず様々なゲームを題材に、分かりやすい言葉で”「つい」何かさせてしまう仕掛け”について解説しています。 とても分かりやすい

          【良書】玉樹真一郎 著『「ついやってしまう」体験のつくりかた――人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ』

          【良書】沢渡あまね+吉田裕子「仕事は「徒然草」でうまくいく~【超訳】時を超える兼好さんの教え」

          兼好法師から"聴いた"話が本になった。 一言でいえばこんな感じでしょうか。徒然草を愛読してきた沢渡あまねさんと、国語のプロ・吉田裕子さんのコラボレーションによる一冊(2019/9/4・技術評論社)です。 徒然草=”元祖Twitter”という捉え方が、新鮮ながらとてもしっくりくるし、沢渡さんがTwitter等で仰っていたように、たしかに「雅を雅で」殴ってました(笑)。 もくじ日本初の会社は幕末だし、兼好さんって鎌倉だったよね…?と基本的なことを確認してしまうようなラインナ

          【良書】沢渡あまね+吉田裕子「仕事は「徒然草」でうまくいく~【超訳】時を超える兼好さんの教え」

          本に願いを。

          約13年ほど勤めた会社を辞めた。 細かい理由は割愛するけれど(どうせよくある理由だし)、しいていえば、愛着があった場所がそうでなくなるのは何とも物悲しい、といったところ。一方、物悲しい思いをしたからこそ、色々な出会いもあったし、視野も広がったように思う。 (良かったというには語弊があるけど)これはこれで良かったのかもしれない。 この2冊を、会社の本棚の、目線の高さの一番目立つところに差し込んできた。倉貫さんのこの考え方が好きだからだ。 次の会社では、社内政治のごたごたで

          本に願いを。

          【良書】雑談をなめてはいけない。倉貫義人著「ザッソウ 結果を出すチームの習慣」

          「雑談+相談」。だから"ザッソウ"。 かつて私はザッソウあふれる部署にいました(その頃ザッソウという言葉はなかったけれど)。 異動したら、室内がめちゃくちゃシーンとしていて、「本当に同じ会社なの?」と驚きました。 そのあとお客様先常駐したら、ザッソウ出来る人たちと一緒にチームを組むことになり、最終的にはお客さんともめちゃくちゃ仲良くなりました。(人生の先輩にして、エンジニアとしての私を育ててくれた方でもあり、でもしょうもないLINEとかもしちゃう) 雑談のし過ぎがよくない

          【良書】雑談をなめてはいけない。倉貫義人著「ザッソウ 結果を出すチームの習慣」

          【良書】佐宗邦威著「直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」

          なんてことない思いつきを価値のあるアウトプットに昇華させるための"ビジョン思考"と、それに慣れ親しむためのワークを紹介している本(2019/3/7・ダイヤモンド社)です。 本の構成・はじめに 「単なる妄想」と「価値あるアイデア」のあいだ ・序章 「直感と論理」をめぐる世界の地図 ・第1章 最も人間らしく考える ・第2章 すべては「妄想」からはじまる ・第3章 世界を複雑なまま「知覚」せよ ・第4章 凡庸さを克服する「組替」の技法 ・第5章 「表現」しなきゃ思考じゃない! ・

          【良書】佐宗邦威著「直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」

          【イベント】倉貫義人×沢渡あまねトーク&ワークセッション 新しい組織・働き方のあり方 in PLY(5か月後の振り返り)

          色々と心に残っているイベント(2019/3/27)の話。だいぶ経ってしまいましたが、↓こういう”宿題”が出ていて、5カ月かけてやっていたのでした。その”提出”をしたいと思います。 ■本日(=イベント当日)のゴール ・今、自分が解決したい「組織」の課題を整理する ・倉貫さん、沢渡さんからのインプットを元に、課題を自分事として捉え「自分にできる事」をひねり出す また、聞けた話はどれも面白かったですが、ここで書いたらめちゃくちゃ長くなるので割愛します。せっかく良いまとめがあるの

          【イベント】倉貫義人×沢渡あまねトーク&ワークセッション 新しい組織・働き方のあり方 in PLY(5か月後の振り返り)

          【良書】沢渡あまね著「仕事ごっこ ~その“あたりまえ”、いまどき必要ですか?」

          沢渡あまねさんの新刊(2019/7/1・技術評論社)。大人のビジネス童話をコンセプトに、時代に沿った働き方を提案する本です。 クリエイターとしての沢渡さん今回の本はとてもクリエイティブな作品だなと思いました。 一ファンとしては「沢渡さんの新刊だ!」ぐらいなノリで買ってしまうわけですが、読み進めていくうちに「覚悟を決めて書いた」と仰る理由が見えてきます。0→1で何かを生みだす過程って、本当にパワーがいるものです。 今までになかったもの、しかも読者の心がざわつくかもしれないも

          【良書】沢渡あまね著「仕事ごっこ ~その“あたりまえ”、いまどき必要ですか?」

          【良書】「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義

          昨年秋ごろ、社内のエンジニアや営業職、管理部門…といった非デザイン関連職の人たちの前である技術発表をしました。その時にたまたま本屋で見つけて、参考文献として手に取ったのがこの『「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義』(2015/5/6・誠文堂新光社)です。 当時、「Webサイト作った時コンセプト検討に一番時間をかけたし、一番大事なフェーズだから、ちゃんと説明したいなぁ…」と思いながらスライドをまとめていたものの、表現がなんだかしっくり来ず…。 難しく

          【良書】「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義

          【イベント】倉貫義人さん(ソニックガーデン)と語る「徹底討論!『管理ゼロで成果はあがる』はどうすれば他社でも応用できるのか」 2019/5/29

          倉貫義人さんの管ゼロ本こと「管理ゼロで成果は上がる」で、本の内容をもっと掘り下げるような、内容盛りだくさんのイベントに行ってきました。 FINDERSというWebメディアで倉貫さんが連載していた縁で実現したイベント。 管ゼロ本はもちろん読了済み。 イベントの構成1.「FINDERS」創刊編集長 米田智彦さんからご挨拶 FINDERSの読者属性は、30代のビジネスパーソン中心、8割が男性、4人に1人が何らかの決裁権を持つそうです。また、読者の8割は25~44歳。 「ビジネ

          【イベント】倉貫義人さん(ソニックガーデン)と語る「徹底討論!『管理ゼロで成果はあがる』はどうすれば他社でも応用できるのか」 2019/5/29

          【イベント】Adobe XD ユーザーフェス (東京) 2019/5/25

          XDのユーザーグループイベントに行ってきました。最近実務ではデザイン自体をやれていないので、キャッチアップにちょうど良かったです。セッション動画はアーカイブも保存されるという事で、詳細はそちらを見れば良いので、概要のメモを中心に。 セッションsession1 長谷川 恭久さん「あなたはどんなデザイナーになりたいですか」 session2 角田 綾佳さん「PhotoshopとIllustratorが手放せない人のためのXD」 session3 小林 武蔵さん「XDでデザインを

          【イベント】Adobe XD ユーザーフェス (東京) 2019/5/25