三善晃作曲/母と子のための音楽より第1曲甘い-子守歌-愛

日本人作曲家である三善晃さんのチェロとピアノのための作品です。
この作品は病院より依頼され作曲されたもので、全5曲全て漂うような、透明感のある音楽になっています。
日本人の気質と言われている曖昧さなどが滲み出ているような気がしたのを演奏したときに思いました。
三善晃さんは器楽作品よりは歌の曲を沢山作曲し、戦後音楽の教科書の監修を行っていたようで、三善晃さんの名前は馴染みがなくとも、意外に身近にいる作曲家です。
また、学校の校歌も沢山作曲していて、戦後復興時から教育の場でも音楽で人々を豊かにしていたのかなと思いを馳せてしまいます。

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