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freee×カスタマーサクセス組織でHRBPやってます

こんにちは!
freeeのカスタマーサクセス本部HRBPチームでマネージャーをしている「staman / すたまん」です。
(星山=スターマウンテンで、略してstamanって呼ばれています。)

freee Success Advent Calendar 2023🎄をご覧頂きありがとうございます。
Advent Calendarもいよいよ終盤、、、ラストからいっこ前、クリスマス・イヴの投稿ということで緊張しています。


1. 自己紹介

まず最初にすこし自己紹介させてください。

2023年4月にfreeeへジョインし、カスタマーサクセス本部でHRBP役割を担っています。
カスタマーサクセス本部の目指す先から逆算した組織づくりがミッションで、現在は採用~育成~制度運営の領域で仕事に取り組んでいます。
freeeに入社してくるまでは、IT企業やメーカーで、人事などのコーポレート側ではなくビジネスサイドでのキャリアを長く積んできました。

今回は「なぜfreee×カスタマーサクセス組織でHRBPをやってるのか?」「freeeのカスタマーサクセス本部をどういう組織にしていきたい」と考えているのかを、お話しできたらなって思います。

2. なぜfreee×カスタマーサクセス組織でHRBP?

まずは ”スモールビジネスと向き合ってるfreeeの"  "カスタマーサクセスで" "人と組織と向き合っていく役割(HRBP)" をやっているのかを、3つの理由に分けて書いていきます。

  • HRBP(人と組織に向き合ってる)な理由

  • カスタマーサクセスな理由

  • freee(スモールビジネス)な理由


◆ HRBP(人と組織に向き合ってる)な理由

1つ目・・・
自己紹介でも書いたように、ビジネスサイドでキャリアのほとんどを歩んできたのと、自身が担う職種や役割に特別こだわりを持っていない中で、なぜHRBPなのか、人と組織と向き合おうと思ったのかをお話します。

今のキャリアを選択したきっかけは、2022年夏、お世話になった上司の突然の他界でした。

HRテックのベンチャーに在籍していたときにお世話になった上司でした。
当時、弱さや未熟さも含めて自分自身をきちんと理解できてない向き合えてない、そんな状態だったこともあり、仕事で思うような成果を出し続けられない時期がありました。
このままじゃダメだって、圧倒的に変わらなきゃダメだって思い、その上司に、自分と向き合うための壁打ち相手をお願いし、多いときには、週3日1時間ずつ1on1の時間をつくってもらってたことがありました。今考えてもとても贅沢な時間でした・・・。

その時間のおかげで、自分の中で大きな変化を実感し、そして今の自分がいます。本当に本当に感謝しています。

他界したことを知り、色々な感情を整理していた中で、彼の意志を少しでも社会に残し続けたい、そのために仕事がしたいと考えるようになりました。その方が「やってきたこと(やってもらったこと)」と「やりたかったこと」を、次は自分がやっていきたい。それが私の中で「人や組織と向き合う」仕事へ繋がっていきました。

  • 従業員との1対1のコミュニケーションを大事にしていた

  • すべての人がキャリアに前向きになれるインフラをつくること

この意志を、私なりにすこしでも社会に残していけるように、人と組織に向き合う仕事をやり続けようと考えています。


◆ カスタマーサクセスな理由

2つ目・・・
上のところで、自身が担う役割や職種にこだわりがないって書いたのですが、昔から「会社やサービスを通じてユーザーに価値がきちんと届くことが一番大事、そのために何でもやる」って思っていて、営業だったり人事だったりといった職種もひとつの手段だと考え仕事してきました。
そんな中でも、カスタマーサクセスという役割の魅力に気づかせてもらった出来事がありました。

ユーザーにプロダクトの価値を届け、ユーザーの理想状態を一緒につくりあげていく、それができる役割がカスタマーサクセス

以前、別の会社でカスタマーサクセスをやっていたとき、ユーザーであるメーカーの役員の方からこんな連絡がありました。

「星山さんの伴走のおかげもあって、事業がうまくいって、国内の工場を新設する動きが出てきたよ」

もちろんユーザーさんの頑張りや取り組みが良い結果を生み出したのですが、サービスを通じてその価値を届けられ、ユーザーさんの成長だったり未来への第一歩のきっかけになれたことがとても嬉しくて、今でもその電話のこと鮮明に覚えています。

カスタマーサクセスという役割の凄さや面白みを実感しているからこそ、ユーザーと直接的に関わりのない役割であっても、ユーザーに価値を提供できる、自分の取り組みがそこに還元できるような組織でやりたい!そんな思いをもって、カスタマーサクセス本部にいます。


◆ freee(スモールビジネス)な理由

3つ目・・・
私の両親の実家は自営業(スモールビジネス)をやっていました。
どちらの家も非鉄金属業界で加工やリサイクル業をやっていて、家と会社(工場)は一緒のようなものだったし、会社の人たちはみんな家族みたいな、そんな感覚で幼少期を過ごしていました。

私が中学1年のとき、会社の代表でもあった祖父が自ら命をたつ選択をしました。
今でもその理由はよくわかっていません。ただ、当時会社の経営状態が良くなかったことは事実だったらしいです。

私はおじいちゃんが大好きで、姉妹の中でも一人だけ夜遅くまで起きてておじいちゃんの帰りを待っているような、そんな子どもだったのを覚えています。

祖父は、毎日22時過ぎに帰ってきていました。
遅くまで分厚いファイルに数字を入れて、会社の金庫・窓・扉の戸締まりを全部チェックして、会社のあらゆる鍵が入ってる重いカバンを毎日家に持ってかえってくる。会社の鍵を全部持ってかえってくるから、朝も誰よりも早く会社にいく。
子どもながらに、会社の社長って大変な仕事だなって、みんなのためにいっぱい働かなきゃいけないんだなって感じていました。

誰よりも周りを思って働いていた祖父が、そういう選択をしなきゃいけなかったことに、悔しい悲しいとやりきれなさを感じ、何が変わってたら、この結果にならなかったんだろうと今でも考えます。

そんな中で、freeeという会社とプロダクトと出会い、すべてのスモールビジネスの経営者が、もっともっと前を向いて仕事ができる社会をつくれるって、本気で思えるようになりました。
スモールビジネスのために何でもやってきたfreeeで働くことで、自分の取り組みを少しでもスモールビジネスに還元させていけるかもしれない、そんな思いをもって、今freeeにいます。


3. これからどういう組織をつくっていきたいか

カスタマーサクセスってハブ組織だなって感じています。

カスタマーサクセスは、ユーザーとfreeeをつなぐ役割でもあるし、社内でもセールス組織や開発組織とユーザーの声をつなぐ役割でもあります。
ユーザーの声が一番集まるところだからこそ、プロダクトの価値をより高めることができる、そしてそれをまたユーザーに還元することができる、その素敵なサイクルを生める組織です。

また、カスタマーサクセスは、ユーザーにプロダクトの価値を届けきる仕事だからこそ、誰よりもユーザーとプロダクト理解が深くなっていく仕事だと考えています。
私は、このカスタマーサクセス組織から、社内の他組織に飛び立っていったり、社内横断のプロジェクトに参画していったりしてほしいと思っています。カスタマーサクセスで得られたユーザーとプロダクトへの深い理解を、他の組織や役割でも強烈に発揮してほしい!そう思って、組織づくりに取り組んでいたりします。
(もちろん大好きなメンバーたちとチームが遠くなっちゃうのは寂しいですが笑)

  • ユーザーとfreee(会社・プロダクト)をつなぐハブ組織

  • 社内でユーザー・プロダクト理解の深い人材を輩出するハブ組織

こんな組織にするのが私なりの目標です。


4. まとめ

色々長く書いちゃいました。
最後まで読み進めていただき、本当にありがとうございます!!

freeeのカスタマーサクセスを通じて、スモールビジネスに携わる全ての人たちが自分たちの可能性を広げられる社会にしたい、そしてその中のカスタマーサクセス組織にいるメンバーたち自身も自分たちの可能性を信じられる会社・組織にしたい、そのためにまだまだやれることが沢山なので、これからも精一杯頑張っていきたいと思います。


最後に!!!
freeeカスタマーサクセス本部では、様々なポジションで一緒に働く仲間を大・大・大募集中です。
すこしでも興味を持ってくださった方は、下記のリンクからご連絡くださいね。お待ちしております。


明日はfreee Success Advent Calendar 2023ラストの投稿!shaunくんです!!
次の投稿もお楽しみに⭐︎


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