見出し画像

【切迫早産入院レポ】妊娠23週、緊急入院③入院診察・お薬

一昨日、産院での妊婦健診でした。
今まで経過は順調で性別が分かればいいなとワクワクしていたのですが、私の子宮頸管が短くそのまま入院になりました。

入院までの経過や入院中の過ごし方に関する切迫早産の入院レポートです。
今回は、入院してからの診察やお薬について記載します。

前回記事はこちらから


入院翌日

起床

7:00に起床しました。
朝は本当に寝た気がしなくて辛かったです。
朝方の寝返りでお腹が張り、副作用は更に酷くなっていました。
看護師さんに相談して、妊婦さん用のクッションを借りて脚に挟むことにしました。

食事の画像
病院の朝食
疲れ・不眠からか食が進みません

診察

9:00〜診察がありました。
子宮頸管長は10〜14mmでした。
大学病院への転院は現時点ではありませんが、更に短くなったら転院ですと念押しされました。

副作用が辛いことを先生に相談しましたが、薬は増量することになりました。

また、早産マーカーである子宮頸管粘液中顆粒球エラスターゼや膣分泌物培養検査をしました。
結果は1週間後だそうです。

毎日ではありませんが、現時点では月・木に診察することになりました。

お風呂

11:30〜お風呂に入ることができました。
3日に1度30分だけです。
お風呂に入ることも負担になると言われました。

点滴中の腕の画像
点滴中の腕
お風呂に入るために
点滴をはずします

リトドリンの副作用

日本は、切迫早産では慣習的にリトドリンまたはウテメリン投与と絶対安静が一般的な治療です。

私は、ブドウ糖にリトドリンを溶解した輸液を24時間点滴することになりました。
入院日は2A10ml/h、入院翌日診察で2A15ml/hになりました。
リトドリンはお腹の張りを止めるお薬で切迫早産の時によく使用するのですが、とても副作用が多い薬です。

副作用

副作用はたくさん報告がありますが、
私がすぐに症状として現れたのは、
震え、動悸、発熱です。
また、耳下腺の腫れで口を開けるのも辛くなりました。

病棟の担当薬剤師さんに確認しましたが、5〜7日で副作用が落ち着く人が多いそうです。
ただ、薬剤量あげるとまた辛くなります。
個人差も大きいのですが、確実に慣れるそうです。

また、長期投与になると震え、動悸、発熱は落ち着いて、皮膚に発疹ができて痒くなったり、手が真っ赤になる傾向があるそうです。
痒くなったときは、痒み止めの塗り薬を処方してもらえるそうです。

ちなみに、海外では、リスクとベネフィットが見合っていないので、48時間投与してその後は投与しない国もあります。

退院まで1ヶ月〜3ヶ月程かかりそうですが、
お薬としては、
点滴の量下げる→内服に切り替える→子宮頸管長が維持できる→退院内服継続→服用中止になるようです。

私は子宮頸管が短く入院になりましたが、お腹の張りは入院してもあまりありません。
先生からは、5日間は点滴を続けて診察で問題がなければ、それ以降は薬剤量を減らしたり点滴は止めると言われました。
点滴を中止してからは、内服に切り替える方が多いようです。
また、一旦点滴を中止しても、入院期間中にお腹の張りが出てくる期間もあると思うので、その場合はまた点滴を再開すると説明を受けました。

副作用対策

先生に、当帰芍薬散を処方してもらいました。
動悸を改善する効果があり、貧血やむくみにも効果があります。

看護師さんに、アイスノンをお願いしました。
もう少し発熱が続きそうなので、落ち着くまでは継続して使うことになりました。

退院の目安

赤ちゃんの生存率が上がるのは28週以降、生存率が高いのは30週以降、呼吸ができるようになるのは34週、正期産は37週です。

私が入院日したのは23w6dのため、1ヶ月は入院してまずはお腹の中で赤ちゃんが大きくなる28週までは産まずに耐えようということになりました。
少なくとも30週までは退院できないようです。

退院して入院中とほぼ同じ環境にできるなら30週になったとき、退院するか入院継続か検討しましょうということでした。
上の子がいるとお腹の子に集中できないですよねと言われてしまいました。

退院できるかどうかは、お腹の張りや子宮頸管長にもよると思います。
一般的には、点滴なしでも子宮頸管長を維持できることを確認して、産んでも問題ない週数までと言われています。
心配な状態が続けば、34週頃まで入院になることもあると説明されました。

先生や看護師さんによって、言っていることが違うのが気になるのですが、それだけ退院や今後の経過は不確実ということだと思います。
正期産まで点滴!入院!と言わない先生もいるので、相談しながら治療と休養を続けていきたいと思います。


切迫早産で入院になる可能性があることは知っていましたが、自分が緊急入院になるなんて思ってもいませんでした。

食べることが大好きな息子を思い出す食事の時間や、
育児の手伝いに来てくれる母に「息子は絵本が好きだからたくさん読んであげて」と伝えたとき、
自分は息子のそばにいられない、と改めて感じて本当に辛く感じました。

1歳2ヶ月の息子はきっと私がいないことをまだ理解していません。
上の子が2,3歳だったら今よりもっと辛かったと思います。

また、息子は私がいなくても毎日成長していて、楽しそうに遊んで食べて寝ています。
今はお腹の子を私が大切に守る時期だと割り切って過ごしてみようと思います。

離れてわかる家族や日常の大切さってありますよね。
お家に帰る日を待ちながら、自分も少しずつ成長していこうと思います。

読んでいただき、ありがとうございました。

関連記事はこちらから

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?