シューフィッターさんに聞いた、ファーストシューズの選び方。
私は、巻き爪で半月板手術歴もあるので、シューフィッターさんにはよくお世話になっています。
夫はワンオペ、私は長期入院なので、義理の実家に帰っている間にファーストシューズを見てきてもらいました。
今回は、ファーストシューズ購入のための測定・選び方を記載します。
ファーストシューズを買うタイミング
1人で10歩あるいたら、と言われています。
1人で床から立ち上がり、安定して歩けるようになる頃が目安です。
歩き始めた頃は、爪先に変に力が入っていたりして足の裏をしっかりつけて歩くことができません。
足の指まで地面につけて歩けるようになるまで待たないとすぐサイズアウトしてしまいます。
赤ちゃんの靴のお値段
赤ちゃんの靴、3,000〜7,000円くらいします!
1歳から2歳半までは、大体3ヶ月に1回0.5cmずつサイズアップします。
高いですよね・・・
息子も甥っ子のお古を何足ももらったのですが、さすがにファーストシューズは買おうと思っています。
靴は、歩き方の癖がインソールや靴の裏などに出やすいので、簡単に歩き方が崩れます。
もらったお古は、サイズを合わせる時に使わせてもらおうと思っています。
お店の選び方
買うことが決まったら、足のサイズを測定してくれるお店に行くことをお勧めします。
子供靴専門店のゲンキ・キッズや百貨店の子供用靴売り場などには、安心してお願いできます。
アカチャンホンポなどのベビー用品店でも測定可能ですが、大きさを測るだけで甲高・幅広などを教えてもらうことは難しいようでした。
メーカーが決まっていない場合は、上記のような子供靴専門に売り場を設けているお店が良いと思います。
対して、欲しいメーカーが決まっている場合は、シューフィッター検索や測定について事前確認してメーカーの売り場に行くのがスムーズだと思います。
「一般社団法人 足と靴健康協議会」のホームページから全国のシューフィッターを検索できます。
幼児子供専門にチェックすると、該当するシューフィッターさんを探すことができます。
足の測定に子供と行くだけでも一苦労、測定中の人見知りや機械への不安で嫌がり一苦労なので、目星をつけて余裕を持ってお店に行くことをお勧めします。
足のサイズ測定と靴のサイズ
測定器に乗って、両足でしっかり立ってくれれば、足長だけでなく足幅も見てもらえます。
息子は嫌がって立てなかったので足長しか測れませんでした。
10歩歩けるようになった時、再度測定と試着をするつもりです。
靴は、一般的に足長から+0.5〜1cmを選びます。
中敷きを使ってかかとの位置を合わせて、足長のゆとり・つま先の形・足幅などを考慮して決めます。
いつもの靴下を履いて中敷と合わせます。
足先が余るとつまずきやすいので、足長から1cm位が良いそうです。
ちなみに、ファーストシューズ(よちよち歩きの子のシューズ)のサイズ展開は13.5cmまでが多く、14.0cm以降はセカンドシューズになります。
セカンドシューズはよちよちを卒業している子が多いので、靴底がしっかりした作りになります。
ファーストシューズの選び方
デザイン
✅足裏1/3の場所が曲がる
✅爪先が少し反り上がっている
✅足首部分が少し狭くなる形
✅履き口が大きく開く
✅マジックテープで留めやすい
✅靴底に適度な厚みがある
✅作りが硬すぎない
※赤ちゃんによっては、靴を履くのを嫌がり履いてくれない場合があります。
プレシューズとして室内履きにするなら、柔らかく靴底が薄めのものでも問題ないと思います。
作り(特に靴裏)が硬いと、よちよちの子は転びやすいです。
履いた時
✅つま先が窮屈でない(広さや厚みがある)
✅くるぶしに履き口の高さが当たっていない
✅かかとの形が合っている
赤ちゃん靴を研究されてるメーカーだとデザインの部分は問題ないのですが、履いたときにフィットするかは別の問題なので、試着してから購入した方がいいと思います。
また、かかとが安定していると足裏全体を使って歩けるらしく、ハイカットの靴を勧められることもあります。
ただハイカットは履き口が大きく開くものでないと履かせづらいそうです。
少なくとも、かかとの部分は少し固い素材が入っている方が良いそうです。
固い素材が全くないと履く時に潰してしまいます。
メーカーごとの特色
✅幅広:ニューバランス、IFME、ミキハウス
✅幅狭:converse、asics
✅甲高:asics、IFME
足幅は、試着したときにマジックテープが規定の位置で止まれば問題ありません。
普通は2E、幅広は3Eや4Eです。
なぜか、adidasは製品によって結構差があるようでした。
また、NIKEは少し作りが大きめでかかとは固め、IFME・ミキハウスは柔らかめなどメーカーにより大きく異なります。
靴選びで感じたこと
✅サイズ測定は、嫌がられる覚悟で
ママ友や先輩ママに聞くと多くの子が測定を嫌がります。
身長を測るとき、固いところに寝かされて不安で泣くのと同じでしょうか。
上手く測定できるといいなと思っています。
✅親の足の形は全く関係ない
赤ちゃんの足は土踏まずもありませんし、〇〇型などのつま先の形は遺伝しません。
もちろん、親が幅広甲高でもその子が他の子と比べてその傾向があるとも限りません。
✅試着しないとわからない
メーカーごとに特色はありますが、作りは製品により異なります。
幅広が多いメーカーでも、幅狭の製品はあります。
お買い物も大変なのでネットでポチすれば簡単なのですが、合っているかどうかは試着しないとわからないな、と思います。
最近気になっている本
日本フットケア・足病医学会発行
『小児靴の手引き書2023』
専門家が監修した本で、子供の足の特徴から靴の履き方までわかるようです。
ただ、流通販路が少なく本屋さんでは買えないんです・・・
400円(+送料370円)で取り寄せが出来るそうなので、読んでみようかなと気になっています。
子供の足や靴で悩んでいる親は結構いるので、値段を上げてでも書店においてもらえたら嬉しいなと思います。
デザインや色など見てこのメーカーがいいなと何となく思っていたのですが、息子はまだ歩かず・測定もできず、購入まではまだかかりそうです。
シューフィッターさんと上手く付き合って、キレイに楽しく子供と歩けるときが来るのを楽しみにしています。
子供と親にとって思い出深い素敵な一足が見つかりますように。
読んでいただき、ありがとうございました。
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