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アジア最大級の国際食品・飲料展「FOODEX JAPAN 2024」のおすすめフランス食材3

1976年より毎年行われ、今回で49回目を迎えたアジア最大級の国際食品・飲料展「FOODEX JAPAN 2024」。去る2024年3月5日(火)~8日(金)に東京ビッグサイトにて開催されました。世界68ヵ国・地域から2,879社が出展し、4日間の来場者数は76,183名を記録するなど、大盛況となりました。中でも今回は、フランスパビリオンで見つけた、おすすめの食材を3つピックアップします!


「ONORÉ(オノレ)」の冷凍スイーツ

フランスを拠点に、フランスにおける外食産業向け冷凍スイーツ製造・販売の業界トップクラスである「BONCOLAC(ボンコラック)」などの冷凍スイーツを展開する「Onoré(オノレ)」グループ。本物の美味しさにこだわったマカロン、レモンメレンゲタルト、キャロットケ―キ、タルトといった多彩なラインアップを展開しています。

同社は1955年の創業以来、フランス国内外で美味しいフランス菓子を提供するべく、フランスのマカロン専門「Mag’M(マグム社)」、イギリスのパスティ専門「Proper Cornish(プロパーコーニッシュ社)」、ケーキ製造「CAKESMITHS(ケイクスミス社)」をグループ企業とするなど、事業を拡大してきました。スイーツを総合的にラインナップしており、フランスに欠かせない企業です。日本市場では既存の大手取引先に加え、比較的規模の小さいベーカリーやレストランにも新たなパートナーを求めていく方針とのことです。

「St Michel(サンミッシェル)」のお菓子

1905年、フランス・大西洋沿岸サン・ミッシェル・シェフ・シェフに住む菓子職人、ジョセフ・グリエルが作る「ガレット・サンミッシェル」が、パリから海水浴にやってくる女性たちに注目され、そこから歴史が始まった「St Michel(サンミッシェル)」。

フランス産の小麦、新鮮な卵とバターを使い、シンプルで優しい伝統のレシピを守り続け、いまではフランスで長く愛されているビスケットを提供しています。フランスで定番のガレットや、マドレーヌ、ブラウニーも有名です。現在ではフランス全土だけでなく、ヨーロッパ、アメリカ、アジアと多くの方々が求めるお菓子ブランドとなっています。

「algolesko(アルゴレスコ)」の海藻

フランス・ブルターニュに本拠を置く、海藻を扱う「algolesko(アルゴレスコ)」。徳島にある「うずしお食品」とパートナーシップを結び、日本独自の海藻加工技術を取り入れているブランドです。ワカメ、アリコ・ドゥ・メール、ダルスといった3種類のブルターニュ産海藻を展開しています。

例えば、ワカメはブルターニュ地方にある自然保護地区の深くて良質な海で育ちました。ヨーロッパでは、約30年ほど前にブルターニュ地方で採られるようになったワカメ。これまでワカメはフランスではあまり食べられていなかったそうです。しかし、近年新たな食材として注目されは始めているといいます。

アリコ・ドゥ・メールは、ブルターニュ地方で自生する天然の茶色い海藻です。ヨーロッパでは、通称「SEA SPAGHETTI(シースパゲッティ)」とも呼ばれています。シャキシャキとした食感の中にも柔らかさがあり、麺との組み合わせや、味噌汁を引き立てる具材として、日本料理にも取り入れやすい食材です。

ダルスは、海苔に近い海藻で、磯の香りが強く、柔らかい食感が特徴です。海藻サラダや、細かく刻んでバターやお菓子などに混ぜて使用されることもあるそう。全てのミネラル(カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛)、ビタミンC・B・E、そしてタンパク質が豊富に含まれており、「海のスーパーフード」と呼ばれています。

以上、「FOODEX JAPAN 2024」で見つけた、おすすめフランス食材をご紹介しました。気になるフードがあったら、是非チェックしてみてくださいね!

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