韓国人の一番の友人は日本人!?

ドイツに来て、日々色んな国の人に出会います。

面白いのは、アジア人の友達が(特に韓国人!)できやすいことです。見た目や雰囲気が似ているので、異国の地でなんとなく近しい存在に感じることが大きな理由かな、と思います。
また、韓国人は結構日本の食べ物が好きだったりします(日本人も韓国の食べ物は好きだし)!美味しいものは国境を越えて話のネタになります。もし、お互いの国の食べ物をよく知っていたら尚更ですね。
また、日本人はよく盛り上がる話題として、美味しいもの、を挙げますが、それはどうやら韓国も似たようなところなのかと思います。逆に、ドイツではそれほど美味しいものの話をしません。食べ物にそれほど興味のない人もいます。

また、韓国人は特に日本を旅行したことある人がとても多いです。韓国は大陸ですが、北朝鮮があるためもちろん車でそのまま中国に旅行する、ということはできません。よく、韓国は島国のようだと比喩的に言うことがあります。
また国土も広くないため、韓国国内の旅行は変化に乏しいようです。そして彼らに手軽で人気な旅行先は日本です。
もう5回以上日本に来ているという子にも会いました。

また、韓国人や中国人の子で高校で日本語を習ったよ、というのを時々聞きます。もちろん第二外国語として習っているので、それほど達者ではありませんが、すこし知っているし話せるのです。韓国、中国のいくつかの高校は日本語を選択科目として学べるようです。
日本の高校では国際科ならおそらく可能でしょうが、そもそも第二外国語を高校で選択できるというのが稀なケースではないかな、と思います。個人的には学校で一度ハングルのしくみを習い自分の名前をハングルで書いてみる、といった1時間ほどのワークショップを経験した以外(完全に忘れてしまったが)、韓国語との接点はなかったように思います。

普段、日本にいると政治と歴史の問題で、韓国と日本の関係を考えるとそれほど良いイメージは湧きません。けれども国のざっくりしたイメージと、実際に話して、交友したときイメージとはきっと異なるはずです。外国にいるとこれは一層際立って来ます。

私は実は日本のドラマも音楽もほとんど知らないのですが、アジアの他の国の人がよく日本のサブカルチャーに詳しかったりします。日本のマンガ、アニメは世界で人気を博しているというニュースを聞いたのはもう久しく、なんとなくそれはアメリカやヨーロッパばかり報道されがちですが、圧倒的にアジア圏のファンの方が多いと思います。

また、私にとって驚きだったのは、インドネシア人の男の子がラルクのことを熱く語っていたことでした。私が日本人だと知ると、自分のiPhoneの音楽プレーヤーからいろんな日本の曲を見せてくれました。アニメ、マンガ以外のサブカルチャーがアジアの他の国でも比較的ポピュラーに受容されているのは意外でした。日本でもK-POPは人気で、どういう感じなのかは理解できるけれども、他の国で日本語の曲を好きで聞いてる、というのはなんとなく不思議な気分になるのでした。

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