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夜、SideBの私がネタを決め、朝、SideAの私が記事を書きあげる

よく毎日書くことが見つかりますねって聞かれる。noteはまだ連続投稿の日が浅いけれど、某所では1,000日連続で書いた。
ネタは、身の回りにめちゃくちゃたくさん転がっていて、みんな「私のこと記事にして」「私のこと書いて」って言ってくる。その中からひとつを選ぶのが大変なぐらいだ。まずは、少しでも「私のこと書いてみない?」と話しかけてくる事象に対して、考察してみることがコツかなって思う。

私は毎朝6時40分から7時25分の55分間を執筆時間に当てている。その55分で記事が書けるのは、次の二つの工夫があるからだと思う。

  1. 夜のうちに書く内容を決め、タイトルだけ下書きフォルダに入れておく

  2. 認知資源がある朝にそれを記事に仕上げる

夜との朝では脳が違う。5年間脳について様々な文献と書籍を読んだ。人間というものは、朝、認知資源が100%で、生活をするとどんどん減っていき、残り少なくなると眠くなり、0になると寝る。
だから、朝、いろいろやりたいことをやるのは、理にかなっている。特に、認知資源が半減してしまう満員電車に乗る前に、自分のやりたいことはしてしまうほうがいいだろう。生徒達にも朝活を進めている。夜1時間かかった宿題が、朝は30分で終わる。問題は、親が夜更かしをして、協力体制になれないことだけだ。

確かに朝は認知資源が豊富なのだが、エンジンがかかっているかというとそれは別。エンジンがかかりにくい状態で「さて何を書こうかな」では、55分では書きあがらない。

55分で決意して出すというところもめちゃくちゃポイントだが、その話はまた今度。

すぐにエンジンがかかるように、何を書くかを決めるのは、夜の私にお任せしている。

夜は認知資源が減った分、感情が顔をもたげる。夜に食欲や性欲が増したように感じるのは、それらをセーブする認知資源が減っているからだ。認知資源が減った分、論理的で冷静な判断ができなくなり、エモーショナルな部分が優位になるだけ。だから夜ラブレターを書いてはいけないと言われるような状態になる。夜、あとは寝るだけなのに何のためか分からないエネルギーを補給するため、ラーメンとか食べちゃっている人は、もう、寝ちゃった方がいいと思う(笑)

だけど、そんな夜の脳にも使い道がある。次の日の朝書く内容を決めることだ。特に刺激的なタイトルが作れる。次の朝「なんじゃこれ?」って思っても、タイトルにはちょうどいい(笑)

エモーショナルな私が打ち込んだタイトルさえあれば、何を書きたかったのか瞬時に分かる。翌朝、とても書き出しやすくなる。
朝は、認知資源が十分にあるので、夜に比べ、論理的で分かりやすい文章が書ける。衝動的な夜の脳が決めたタイトルを、朝の脳が客観的に見つめなおし、論理的に考え直して、認知資源が減っている人が読んでも読めるような状態に持っていける。

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