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読書感想文指導のたった1つのコツ

昨日は、文京区教育委員会主催の読書感想文講座で話をしました。

なんで、親に読書感想文の書き方なんて教えるの?親のすることを増やさないで!って声が聞こえて来そうです。

私の読書感想文講座は親の意識を変える為にしています。だから保護者対象なんです。

親ができることは、たった1つ。「子どものすることを否定しないこと」

これだけ。これだけで、読書感想文がかなり楽しいものになります。

何でそんな本を選ぶの?
こっちの方が良くない?
どうしてそのシーンを選んだの?
このシーンの方が書きやすいんじゃない?
どうしてそういう感想なの?
この本はそういうことを言っているんじゃないよ。

もし言われたらと思うと、大人でさえ、げんなりするセリフばかりです。あなたもそう感じませんか? 

まずは、これらの言葉をすべて禁止にしてみましょう。そうすることによって起きる奇跡を体験しましょう。

読書感想文は、本をきっかけに自分と向き合う経験です。まずは、このことをしっかり受け止めてください。自分と向き合った気持ちを言葉に直すことが楽になると、嫌なことを嫌と言える子になります。本当の気持ちを説明できる子になります。

昨日のセミナーは、後日、文京区のケーブルテレビで放送後、YouTubeにアップされるとのこと。
夏休みに間に合うと思います。
またお知らせしますね。

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