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一回,幹事をやってみな

私は性格なのか何なのか、幹事をやる機会が多い。主催者というのも多い。いわゆる取りまとめ役が多い。多分、何でも仕切っちゃうタイプだから、何かやろうとする時に、頼まれちゃうんだろうね。実際、私は幹事の仕事は好きだし、何かを取りまとめるのが好き。
でも、本当にどんなメンツでも、どんなグループの中でも「この人、1回幹事やった方がいいんじゃないか」というような、とんでもない人たちがいる。

時間に遅れてくる

集合時間や入店時間、開始時間に遅れてくる人がいる。こういう人たちは、時間通りに来た人に、多大な迷惑をかけるということが、ちっとも想像できないらしい。「ちょっとぐらい遅れてもいいじゃんね」と思っている。
本当に1回でも集める側をやってみれば、その行為がいかに全体の予定を狂わせるのか、1ミリでも分かると思う。遅れてくるその人だけのために、いろいろなことを調整しないといけないいう、新しい作業が入り、全体のパフォーマンスが下がる。それに、そもそもみんながいい気持ちになれない。どんなに偉い人でも、どんなにすごい人でも、時間に守れないのは、もう人としてどうかと思う。

お釣りのないようにできない

会にはいろいろなルールがある。ドレスコードや、会費、持ち寄るものなど。それがしっかり揃えられない人がいるのだ。「お釣りのないように」と書いたのに、受付で「いくらだっけ?」と聞く人がいる。冗談みたいだけど、本当にそういう人はこの世の中にいる。もう本当に「条件がそろっていない人は入れません」と言いたくなる(笑)
お釣りは、そういう身勝手な人のために一応用意はしてあるが、だいたいそういう人に限って、小銭どころか、高額紙幣でお釣りを要求したりする。もう本当に「手数料として、お釣り全部ください」って感じ。

大きな声でクレームを言う

あれはどうなってるの? これはまだなの? そう思う気持ちはわかるけれど、それを大きな声で言うことで、何のメリットがあるのだろうか。クレームというのは、自分の気分を晴らすために言うものではなく、主催者を懲らしめるためにいうのでもなく、その会が次回以降うまく回るように言うもの。もちろん主催者はそのクレームを発生させるミスがあったのなら、真摯に受け止めなくてはいけないけど、だからこそ、そっと言って欲しい。別に、内緒にしたいわけじゃない。気分よく過ごしていた人の気持ちを、ビクッとさせてしまうのをやめてほしいのだ。大きな声そのものが苦手だという人もいるから。

個別の相談をしてくる

車で行くんだけど駐車場はあるかな。
30分ぐらい遅れそうなんだけど席を取っといてくれないかな。
食べ物が少ないようだったら先に食べて行った方がいいかな。
Gパンとかだとまずい?

そういう個別の相談を、当日してくる人がいる。どうしろと?どうしろというのだー(笑)
そういうことは、事前に調べたり、自分で対策を打ったりすればいい。もちろんそのような質問が多い場合は、あらかじめお伝えするようにしてるけど、本当「自分で調べれば?」って喉元まで言葉が出かかる。
できるだけ、誰に何と言われたのかメモをしたり、覚えておいたりするが、主催者ってそういうことを記憶するリソースを会の進行とかに使うべき人なわけ。で、そういう人に限って、結局、予定と違う行動をとったりするから、本当に「は?」って思う(笑)
混乱情報の元、製造マシーン。

メタ認知できていない

この話、分かる人には死ぬほど分かると思うし、多分、分からない人は、一生分からないんだと思う。メタ認知ができない人間は一定数いるしね。
でも、1回でも幹事や主催者をやると、そもそも色々なことが分かって、人生豊かになるし、「そうか。こういうことをすると、幹事どころか、会全体に影響するんだな」と、自分のことを客観視できるようになると思うよ。


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