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建築巡礼2


ジャンヌレ邸
設計:コルビジェ
建っている場所:フランス

「私の生涯において、人々は私を押し潰そうとしてきた。最初は汚らしい技術者と呼ばれ、次は建築家になろうとしている画家、そして画を描こうとしている建築家、さらに共産主義者、その上ファシストとまで呼ばれてきた。幸いにも私は常に、鉄のような意志を持っていた。若者たちのように臆病であったが、私はルビコン河を渡るような重大決心を自分に強いてきた」

上記はコルビジェの言葉。
物語を語るような導線にページをめくるように現れる四角い空間、その中に時折曲線を織り交ぜているのは心憎いばかりだ。ルビコン河を渡るような決意で建築を作ってきたコルビジェの美学がジャンヌレ邸に凝縮されている。



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