本人の「やりたい」を待つこと

久しぶりの投稿。
みなさん、お元気でしょうか??

今日は次女のお話。

今日で1年生が終わりました。
無事に1年間小学校に通い
毎日ニコニコで帰宅していた次女。

いつも帰宅直後は
「今日給食○回おかわりした!!」

うち、きっとお支払いしている給食費の
2倍くらいは食べているだろうなぁ…

さて、そんな我が家の次女。
実は文字に興味を持ったのが一番遅かったの。

この春中学生になる息子も
4年生になる長女も
文字に興味を持つのも、読み始めるのも本当に早かった。
小学校に上がる前に結構な漢字も読めていたし。

特別なことはなんにもしていないのだけれど。

でもね、次女は違った。

本は好きだけど
基本的に読んでもらう側。聞く側。

もっと自分で読めるようになってほしいという願いはあったのだけれど
夫とも話して、本人が興味を持つまではじっと待つことにしていた。

小学校に入学してしばらくは
習うのもひらがなとカタカナばかりだし
今まで通りの感じ。

教科書の音読も始まって
「文字を読むこと」が楽しくなってきたみたいだった。

本人なりによく考えて
聞き手に伝わる読み方を考えているようだったのが
特に印象的だったのを
今でも覚えている。

抑揚をつけたり
どこで区切ったらいいのか考えてみたり
時には私にアドバイスをもとめることもあった。

「どんな風に読むの?」

もちろん、読み方はある程度自由でいいと思うけど
「こうすると伝わりやすいかも」
という私なりの感じ方は伝えていた。

それが変わってきたのは5月か6月だったと思う。

長女の将棋教室の送迎の車中で、
目に入る看板をどんどん読み始めたのだ。

もちろん、漢字がほとんどでほぼ読めていない。笑
その都度正しい読み方を
息子や長女、夫から教えてもらうことが続いた。

やがてそれは
飲食店のメニュー表やポスターなど
目に飛び込んでくる文字全般にわたり
読み方(ほとんどが予想したものだが)を
口にするようになっていった。

これを繰り返すうちに
学校では未習の漢字も少しずつ読めるようになってきている。

出先で漢字が読めたら「ドヤ顔」を披露する様子が
またなんともかわいらしい。(親バカ全開。笑)

***

長々と書いてしまったが
何事にも「本人のタイミングがあるな」と。

そう感じた出来事だったと感じる。

別に無理に興味を持たせようとする必要はないけれど
自然な流れの中で本人が興味を持ったタイミングで
ちょっとずつ
「読めることが楽しい」
「自分で情報を得られる」
という喜びを知ることができたのは
子どもにとって本来の学びなんじゃないかなと
そんなことを思ったのです。

***

夏休み以降
次女は図書室でいろいろな本を借りるようになり
自分で得た知識を披露してくれるようになった。

次女の頑張る姿に
刺激をもらった母なのでした。

次は2年生。
今度はどんな成長を見せてくれるかしら。

楽しみです。

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