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「徳を積む」と「徳を育む」


生まれてから死ぬまで24時間365日ずっと一緒にいるのは自分自身。それなら大好きな自分で生きていきたい。

これは、私自身が、自分で自分を否定し、〝大好きな自分〟で生きることが出来ない過去があるから。そして、居心地の悪い自分で生きていた過去があるからこそ、大切にしよう。と、心の中にあることです。

自分自身のことなのに自分のことがわからないと思い自分のことを知りたいと思う。一番身近な他人とは自分なのではないかな。と、常々感じています。

あなたは、【徳】と聞くとどんなイメージがありますか?


私は【徳を積む】という言葉が頭に浮かび、他人や自分以外の何かに向けて良い行いをする。と、考えていました。

でも、Taoの教えでは、徳の向かう先は自分自身で【徳を育む】ことが最も重要だという教えでした。

徳を育むために大切なことは、自分自身との信頼関係を育むことです。では自分との信頼関係を育むために何が出来るのか?

「自分」を「他人」に置き換えて考えるとイメージしやすいと思いますが、最初にできることは【約束を守ること】です。つまり【自分自身との約束を守ること】です。



自己否定感やネガティブさは自分の身体、内臓にとってネガティブな現象を引き起こします。自分自身との約束を守れなかった時、仮にそこを責めた所で、自分の思考で自分を責めて心が疲弊したり、最悪身体が痛くなったりしてしまい、そのネガティブなエネルギーが自分の内臓にも負担をかけてしまいます。


そんな時は、ありのままの事実を見つめ・受け入れ・許し、また自分と一緒に前を向いて一歩踏み出す。ということが重要だと考えています。

私は、この徳を育むという教えに触れてから、自分自身との関係性がよくなっていると
感じています。でも、これは一度出来たら終わりということではなく、意識して、時には忘れ、また気付き、また意識して。そんなことを繰り返していくことが大切だなと思います。

だって、人間は忘れる生き物だから。

自分自身に出来ることなら他人にも出来る。

まずは自分自身を満たすことから。



#徳を育むということ
#一番身近な人間関係は自分