さて、次のfall asleepまでに第３回までの様子をご報告できたらと思っています。

fall asleepってなぁに？という方はこちらを↓

第２回目の開催は１２月ということで、テーマは「クリスマス」にしました。

寒いし雪だし、みんな無理しないでね、の会でした。
ということで
ちょっぴり少ない人数の会となりましたが、それはそれで、１冊をじっくり楽しめたり、雑談したり、とても充実した時間を過ごすことができました。

●テーマ　「クリスマス」
●参加人数３人（私も含めて）
●みんなが選んだ絵本
『ゆうびんやのくまさん』（フィービ・ウォージントン さく・え、セルビ・ウォージントン さく・え、まさき るりこ やく／福音館書店）
『黒ねこのおきゃくさま』（ルース・エインズワース さく、荒 このみ 訳、山内 ふじ江 絵／福音館書店）
『ことばのかくれんぼ』（佐々木 マキ 作／福音館書店）
『いいことってどんなこと』（神沢 利子 さく、片山 健 え／福音館書店）

全部福音館だ…

私が選んだのは『ゆうびんやのくまさん』

クリスマスイブからクリスマスにかけての、ゆうびんやのくまさんの１日。
大きな喜びや悲しみがあるわけでもなく、大事件なども起きず、淡々とした１日が描かれているのですが、そんな日常のおはなしが好きなのです。朝早く起きて、ご飯をしっかり食べて、仕事をして、しっかりお金をもらって、たまにおやつをもらって、家に帰ってご飯を食べて、ゆっくりお風呂に入って、あたたかいお布団で眠る。くまさんはシリーズで６冊あるのですが、どのおはなしも、そんな生活の基本が描かれています。
バタバタと忙しい毎日を過ごすと、そんな当たり前のような日常を送れないときがある。いろいろ疎かにしてしまいそうになる。
なので、くまさんを見習いたいといつも思っています。感謝の気持ちや挨拶も大切に。

そして『ことばのかくれんぼ』。
大好きなんですよ。私が子どもの頃に読んでもらっていた絵本です。たぶん３才くらいかなぁ。
文章の中にかくれている動物と、絵の中にかくれている動物を探すという、言葉遊びの絵本。なので、そんなにクリスマス感はありません。（実際、クリスマスの絵本としての記憶はあんまりないです）

表紙の右に動物のしっぽが見えているのですが、その動物の名前が文章のなかに隠れているという、すごく単純で簡単な探し絵。大人から見ると、ちょっと簡単すぎるんじゃない？と思うのですが、子どものころは、動物のお尻や尻尾だけがチラリと見える絵に釘付けでした。きっと、絵と言葉遊びがものすごくシンプルでおもしろかったのだと思います。
大人になってから見て、これはクリスマスの絵本だったのか！と気がついて。
冬、店頭に並べたい！と思ったのですが、残念ながら今は出版されていない絵本でした。私が持っているのは月刊誌なのですが、本としては一回だけ？限定的な形で出版されたんじゃないかなぁと思います。どちらにしても、新刊としてはもう手に入らないのです。
（福音館さん、ハードカバーにしてほしい絵本がたくさんあるよー。）

この日一番盛り上がったのは…

そして、この日盛り上がったのが『黒ねこのおきゃくさま』。
少し長いおはなしですが、読んでもらうとものすごく楽しい…。
この本、幼年童話として「自分で読む本」というイメージがあったのですが、しっかりとしたおはなしと、さりげない絵のバランスが素晴らしくて、これは読んでもらった方が楽しめるのでは…？と思いました。
クリスマスのおはなしではないのですが、寒い冬の静かな夜にじっくりゆっくり楽しむのにぴったりでした◎

この本を持ってきてくださった方は、読み聞かせをするのが初めてとのことで、少しだけ読んでみる！と始めたのですが、しっかり最後まで読み切って。とても素敵な読み聞かせをしてくださいました。デビュー戦にぴったりの参加人数でよかった。

そして、少し時間があるということで『いいことってどんなこと』を読んで、会は終了。
ゆったりまったり。楽しかったな。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

今回は少し様子をお話しちゃいました。
さて、次回の活動報告は、２月に開催したテーマ『ねこ』の絵本を読む会についてです。

そして、４月の絵本を読む会のテーマが決まりました。
「出会い」です。
出会いがテーマの絵本、この本に出会えてよかった！こんな出会いがあった！という思い出のある絵本、この季節に出会いたい絵本、などなど。
１冊選んだ本を持ってお越しください。

参加ご希望の方は、SNSコメント、リプライ、DM、または予約サイトよりご連絡ください。
みなさまのご参加、お待ちしております◎

詳しい情報はSNSにて。
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