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そして未来に思うこと

明けましたね。おめでとうございます。
それぞれのお正月。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

紅白鑑賞、夜中の初詣とそれっぽいことを結構したにも関わらず、今年はなんだか、実感の沸かないまま新年を迎えた感じがとてもする。
よーし新年! というよりか、あらまあいつのまにやら2019、という所感。

年の瀬はなんだか慌ただしく、一年の振り返りみたいなことも特にしなかった。
とはいえ、その事実こそが、2018年の自分を表した最たるものであるような気もする。

端的に言うのは難しいが、就職活動や恋愛を経て、なんだかわりとどうでも良くなったのである。すべてのことが。
と言っても、必ずしもネガティブな意味ではない。

これまでは、何もかも白か黒、どちらかを選ばなければならないのだと思っていた。
また、生きていくうえで常に何か明確な目標を持ち、そこに向かって邁進し続けるべきなのだと、かたくなに信じて疑わなかった。

しかし、そうでもないな、と気がついたのである。

自分の目標に向かってひたむきに努力している人たちには本当に頭が下がるし、やっぱり今でも憧れる。
これまでは、その想い→それができない自分への嫌悪までがもれなくワンセット。自ら自分の首を絞めることばかりしており、しんどい時期が多かった。そして、そんな自分も嫌だった。

対して今は、「今を楽しむこと」に素直になれた、と思う。
一挙一動に意味を持たせようとしなくたって、すべての物事を人生規模で重く考えなくたっていいよ。もうちょっと気楽に行こうぜ! みたいな考え方を、地で行けるようになったのである。
これは自分の中では結構大きな変化で、はたしていつまで続くかは謎だが、当面こんな感じで生きてければいいなあ、と思う。


文章で名を馳せたいだとか夢追い人を支えたいだとか好きな人と生きたいだとか、これまで数々の目標を掲げてきたが、今は一旦、それらぜんぶが別に良くて、それもまあいいかと思っている。
人生に壮大なゴールを設定しないとダメなんていうルールは、そういえばなかったのだった。

真実じゃない心でそれっぽいことを言うよりも、今は素直な気持ちで、ささやかな目標を記したい。

・自分の気持ちに素直であること
・判断基準は、未来の自分が後悔しないかどうか

一般論や世間体なんてどうでもいい、と言い切るのはなかなか難しいけれど、そんなものに振り回されて自分の気持ちを見失うことが、わたしは何よりも一番こわい。

いつだって自分の気持ちに素直でありたい。誰よりもまずは、自分自身に誠実でありたい。好きなものは好きだと言う。好きな人には好きだと言う。ためらうことなく行動する。

誰かを幸せにするなんておこがましいことを言う前に、誰かと幸せになりたいなんて他人任せな言葉を吐く前に、まずはしっかり自分を幸せにできるだけの度量を身に付けたいのです。
などと、どこかで聞いたようなセリフをほざきながら、たゆたいながら変わりながら、今年も日々を重ねていく。

一年後の自分がまったく想像できないことを、少しだけ楽しみに思えるのが、今は嬉しかったりもする。


#エッセイ #note書き初め #2019年

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