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ゆるゆるキャラメイク

 一見して『なんかヘン』な感じのキャラクターが好きだ。子供の頃に読んでいた『魔法陣グルグル』とか『うめぼしの謎』といった漫画のシュールな世界観に、多大な影響を受けたからだろう。不思議な『間』とともに展開する、じわりにじり寄ってくるようなキャラや笑いの構成をつい真似したくなってしまう。いや別に勢いのある笑いがキライなわけではないんだけど、自分のベースを成しているものはどちらかといえばシュール寄り、というか。

 ういった影響もあって一時、本来は動いたり喋ったりしないものに命を持たせて動かしたり喋らせたりし、作品の主役または重要キャラクターに据えてみたことがあった。ただ、好きにキャラ付けできてインパクトがあり話も作りやすいものの、ほとんどの場合は結局最初のインパクトだけに終わってしまう、アイデアとしてはありきたりで陳腐だな、という結論に至って最近では控えている。突き抜けるならそれこそ『さくらももこ劇場 コジコジ』くらいまで行かないと、中途半端な発想からでは駄作ばかり量産する事態になりかねない。

 は言ったものの、単にひとつのキャラクターとして存在している分にはしっかり印象に残ってくれる(と期待したい)し、最初の1回くらいはクスっと笑ってもらえるかもしれない。ということで、そんなシュールでポップなキャラクターたちには別のところでも活躍してもらうことにした。
 記事に『スキ』をつけたときに表示される画像、やつらはそこに現れる。もとになった自作品とともに、今現在設定されているキャラクターを紹介していこう。


神・バナナ

『ハイスピード・イセカイ』より異世界の神・バナナ。なぜバナナなのかは私にもわからない。もともと2000字以内に収めなければならなかったこともあって、読むにかかる時間は速い人なら5分かそこらじゃないだろうか。神の行く末をぜひ君自身の目で確かめてみてほしい。


勇者キャベツ
勇者ジャガイモ

『やさいクエスト』より勇者キャベツ&ジャガイモの両主役。いつだったか『野菜が主役のファンタジー書こう』と思い立って、それなりに真面目な、ところどころシリアスな話にしてみたのはもうずいぶん前のことだ。自分ではわりと気に入っているものの反応はイマイチだったので、ここでしっかりと自己存在を主張してもらいたい。


モエちゃん(仮称)

 こいつに関してはとくに由来となっている作品はなく、一度は諦めたnoteを再開して継続するにあたってしっかり情熱を燃やしていかなければならない――と思い立ったところで、じゃあそれをキャラクター化したならば、みたいな発想から生まれた。まだ名前も決まってないので心の中で好きに呼んでもらえればうれしい。

 ◇

 かがだったろうか。いくぶんシュールなものばかりになってしまったが、ちょっとしたヒマに少しでも彩りが加わればうれしい。
 ちなみにこれらの画像もCanvaで自作したものだ。人物だと自分のイメージと素材とをすり合わせるのが大変でも、モノだとそういった苦労があまりない。これから先、気分次第でまた妙なやつらが増えることもあろう。気長に待ちながら、思い出したときにでも探してみてほしい。

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