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お部屋リフレッシュ

 日から今日にかけて、結構な時間を割いて部屋を片付けている。といっても大抵のモノは置き場所を決めているし、パッと見てものすごく散らかっている、という印象もおそらくない。では何をどう片付けているのかといえば、パッと見ただけでは変化が分かりにくいところ、書類棚に収納してある書類だとか、小物入れの中とか……そういったところから、時間とともに置いとく意味がなくなってきたものをとにかくポイしている、といった具合だ。
 年に3枚か4枚ずつくらいのペースで徐々に増える、その瞬間には確かに必要だった書類、何かに使えるかと取っておいたものの結果として何にも使わなかった雑品、十数年前の携帯(ガラケー)のデータをバックアップしたCD-Rなどなど、ある時から『存在するのが当たり前になりすぎて気にも留めてなかった』アレやらコレやらが、細かく探してみると案外そこかしこにあったりする。他にも年単位で動かしてないものや使わなくなったものをここ数日でひたすら整理整頓、終わるまでにはもうちょっとかかりそうだが、ある程度は――書き物のネタにできるくらいには進んだように思う。

 もそもこれまで気にも留めてなかったそれらを急に片付けようと思い立ったのにはやっぱり理由がある。二週間ほど前に『また体調崩したヌオオオ』みたいなことを書き連ねたとき、ソウルマスター天野さんから『寝てる環境が良くないのかも、余計なものが散乱してるとか』といったコメントが寄せられたからだ。

 前述の通り、普段から大まかには片付いているので最初こそ『そうかな?』思ったものの、直感というものについては天野さんはある種、プロフェッショナルともいえる。そんな人物の『直感』には従っておいた方がいいのではないか。否定的疑問符よりは肯定的疑問符で『そうかも?』ととらえた方が、特にこういった場合は自分のためになるのではないか……と、そんな風に考え、さっそく次の日から出勤前に、どんなに小さくてもいいから不要物ひとつポイすることにして、ようやくやってきた連休の昨日今日でもうちょっと手間のかかるものを捨てている……という流れである。ここ数日でハンドシュレッダーのハンドルが何回転したことか。

 だ完了していないこともあって、果たしてこれで日々の疲労感が多少でもマシになるのかと問われると正直なところ、分からない。が、もし手を付けないままでいたなら向こう5年10年とかにわたって同じ、というか徐々に悪化していった可能性もあるわけで、そんなネガティブ方面の想像を巡らせるとやはり誰かのふとした言葉も天啓になり得るなあ、と思ったりした今日このごろ。
 せっかくの気付きのチャンスも気付かなければ些事に終わる。家や部屋の状態は心の状態の投影、逆もまた然り……ということで、部屋を適度に清潔に保つことで心身を健やかに保ち、小さな出来事にも気付ける余裕を持っておきたいね。

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