本当に教えなくてはいけない事は

私は自分が自由業(個人事業主)をやってから
親が安定した職業に就きなさい。と言っていた意味がとてもよくわかるようになった

だって、安定した職業とは実力も関係なく
定期的に給料が入るからだ
野球選手みたいに実力がなければ給料が下がるということもない

でも、その安定した給料を得るためには
社会と会社の人間関係にしっかりとなじむことが
必要とされる

給料はその代償なのだ

だから、子供に教えるのは
毎月、決まった給料はもらえるけれど
その会社に尽くさなくてはいけないということを
教えなくてはいけない

会社は学校と違う
学校はただ、みんなと協調性があれば
やり過ごしていける
でも、会社は利益を出さなくてはいけない
だからこそ、会社の方針には従わないといけないし、それに異があるのなら自分で会社を立ち上げればいい、もしくは意を唱えても受け入れてもらえるだけの実力を持たなくてはいけない
だから、みんな上に立ちたがるし
自由を求めて、独立する

お金を稼ぐとはどういうことか

本当に伝えられている大人が
どれくらいいるだろうか?

自分で稼ぎに行かないと
会社も社会も黙っていてお金を払ってくれるほど
甘い世の中ではない、それはたとえ日本でも

弱いものは社会に出られないのか?
という人もいるかもしれない
でも、弱いと言われる人でも
社会になじんでいる人はたくさんいる

それはその人たちの努力だ

自分は何もできません
だから雇ってくださいではなく

自分はこれだけの事ができます
だから雇ってください

何もできない人はいない
自分の得意を見つけて
社会とマッチングすることができるのか?
それが社会に生きていく事だと私は思う

できないと思っているのは案外、自分だけかもしれないよ

自分ができる事を受け入れてもらうまでは
やっぱり時間がかかるし、
それだけの努力を積み重ねていかなければいけない

でも、みんななんでも簡単に受け入れられると思っちゃう

簡単だと思わせているだけで
実は見えない努力を人はしている

それを見てないで、「簡単」なんて思っちゃいけないよね

大人が子供に本当に教えないといけない事は
努力をし続ける事だ

相手がいて、無理な事(恋愛とか)もあるけれど
自分に対する努力だけは
決して忘れてはいけない

結果を出している人って
ドMなのかもしれないね(笑)

でもね、これだけやったのに。って
思う人ってそういう時だけ他と比べていないんだよ。
努力って人と比べる事じゃないけど
成功している人ってやっぱり自分よりも
もっと努力している

そして努力はいろんな形で結果を出す
それが自分の意図している結果と違っていてもね

その結果を自分が求めている結果と違うからって
すねている人が多いんだよ

それも結果。

どんな形であれ、自分の努力が結果になったんだから、それは成功なの

それを成功と思えないところが
きっとあなたの努力が実を結ばないところかもしれないね


努力は嘘をつかない
その過程が自分の実力になっている
なっていなかったら嘘だ

人が評価してくれなくても
自分が積み重ねた努力は決して嘘はつかない

石の上にも三年とは言うけれど
3年も同じことしていたら
その仕事は自分の身についていると私は思うよ

それを子供の頃から教えているか?
好きな事なら続けるって事を
教えているか?
好きじゃなくても続ければ
その過程は無駄じゃないよって
教えているか?

大人がやる事は
子供の過程を褒めてあげる事だけ

ただ、それだけだと思うよ



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