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YOASOBI最高☆雲取ナイト

だって、夜遊びと聞いたらおとなしくしていられない。
実は、先週山で捻った右足捻挫がビミョーに完治してないけど、何とかやり過ごせるだろうと強行した。(良い子はマネしちゃいけません)

雲取山は、東京都で一番高い山。
標高が2017mなので、2017年にミレニアム雲取登山をしたのが初登頂。それ以来、何度となく訪れている山である。

雲取山は日本百名山

奥多摩駅から雲取山頂への道のりは、
最初の8kmで約1,000mアップ。中盤は比較的なだらかになり、ラスト2kmでまたガツンと登る。今日は片道約21kmの行程をピストン(往復)する42km。夜スタート→朝ゴールのナイトラン、YOASOBI企画である。

夜の奥多摩駅をスタート。
天気予報は完璧な晴れ。登山指数「A」。
な・の・に。
なぜ? 雨が降ってるの??山の中は霧でガッスガス。視界狭く不快指数高め。少し離れると、前を行く仲間の背中が霧に包まれて消えてしまう。熊鈴の音で「私はここにいるよ」と存在を知らせる。

真っ白の中で方向感覚狂い、登らなくていいピークに上がってしまい、小虫の猛攻撃を食らったり。。ビー玉のように光る複数の目に囲まれたり。。(シカだと信じているが??)
夜の山は色々イロイロある。

オマケに、中盤のまき道がまさかの通行禁止で、キツいピークを経由せねばならないという
予定外のオプション付き

途中、天然の水場で補給。
夏場の山行では、水をどれだけ持つか、どこで補給するか、が大事な事柄の一つなのだけど、今回は涼しかったので、復路も合わせて補給は1回だけ。

後半に差し掛かると、今まで辺りを覆いつくしていた霧が一気に消え、嘘のように視界がクリアになった。
何これ!めちゃ快適♪
見上げると、頭上はものすごい星空☆うわぁぁぁぁぁぁぁ

見えるだろうか??

山頂到着は深夜2:30。予定の45分遅れ。
誰もいない。シーンとした世界。
風もなく、涼しい。
ライトを消すと、飲み込まれそうな星空☆
真っ暗なはずなのに、眼下に広がる雲海はなぜかぼんやり光ってた。空を見上げて、宇宙の中のちっぽけな自分を感じる。

光る雲海と、星空のコラボ

下山を開始してしばらくすると、闇の中で鳥がさえずり出し、やがて空が白み、ピンク色に染まってきて、エネルギーに満ちたオレンジの太陽が出てくる。その過程で刻々と変わる山の景色が美しくて、時々足を止めて見惚れる。

おはよう富士山


一方で、私の捻挫足はもう踏ん張りが利かなくなり、仲間との距離がだんだん開くようになっていた。このペースでは予定の電車に間に合わないかもしれないし、まったく走る練習にもならない(そう、これは練習という位置づけなのである)。もう明るくなってきたし、1人でも大丈夫だからと、途中から先に行ってもらうことにした。

1人になって、絶対に足を捻らないようめちゃくちゃ集中して、それでも走れるところは走り、できるだけペースを維持するように山を下っていく。

朝7:20 奥多摩駅ゴール。
先に到着していた仲間と合流して、冷え冷えのビールで乾杯☆
くうーーーーーっ!!!(*´▽`*)
心地よい疲労感と達成感。
この感じがたまらんのよねぇ!

夜通し遊んできた奥多摩の山々が、青空にくっきり映えてた。

またやろうね!

その前に、捻挫の足治そ・・(~_~;)ww




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