か

【か】開演時間、定時で行くか、5押しで行くか

「か」で始まるもの、開演、会場、開場…

【か】
📌開演時間(かいえんじかん)
・・・公演の本編が始まる時間のこと。基本的にこの時間起算で全部逆算して計画してるので、よっぽどのことがないと遅れない、はず。

◎開演に関する認識あれこれ

ていうか、「小劇場の公演って5分押しだよね〜」ぐらいのノリでギリギリまたはオンタイムにくる人も多いですよね。すごい遅刻してるのにめっちゃ「え、もう始まってるの?」って人多くない?商業の制作入ったときの方がこっちが申し訳なくなるレベルで申し訳なさそうかつ猛ダッシュでいらっしゃるお客様多い印象。まあこっちは母数も多いけどさ。
もちろん小劇場でも「そこまで謝らんとって!!大丈夫やから!!」なお客さまも多い。ただ平気な顔して堂々と遅れて来てるそういうお前が押す原因になってるから!「予約のときに少し遅れるって言っといたのにー」とかないから!てめえおくれといてその手に駅前のタピオカ屋のカップ持ってんのかよ!!みたいな!(※実話)
遅れるって言ってるからって何でそんなに偉そうやねん、せいぜい遅れ席多めに作るぐらいしか対応できんわ💢

◎開演5分前、そのとき現場は

開場前、むしろ受付開始前、関係者の動きとしては

☑︎受付開始(お客様が来る)前
制作と舞台監督・・・客席作る(制作)、何分前にロビー、客席にお客さんが来るのでアップやトイレなどでお客様の目につかないように、役者は何分前までに楽屋に戻るなどの時間を確認して舞台監督から役者に共有。
当日の来場人数共有、遅れ席の指示、開演後、入場できないタイミングなどがある場合は再度確認して誘導方法などについても確認。

☑︎受付開始〜客席開場まで
受付開始と客席開場が同時の場合はここは気にしなくてOK。
客席を開けて大丈夫な状態か再度舞台監督にチェックしてもらって、ゴーサインが出たら客席開場。

☑︎客席開場後〜開演15分前ぐらい
現段階の来場者数チェック&共有。同時に客席の残席数チェック。
この残席数チェックというのが大事で、客席数は来場予定者数より多少多めに設定していても,開演していたらそこの席には座れないという状況があり、あまりにも遅れ客が多いようであれば立ち見になる危険性がある。
なので、自由席の場合は「今どこの席がどういう風に空いているのか」のチェックも超重要なのだ。
この段階でどの程度きているかきていないかでざっくり方向が見えてくる。

☑︎開演5分前ぐらい
再度未来場チェック&共有、客席残席数チェック。
5分前の来場だとほぼほぼ空いている席で「開演したら入れない席」のいくつかの候補に誘導せざるを得ない。まああとはぱっと見どこが空いててどこ座っていいかためらう瞬間もある。ここで遅れ席とかに座られると詰む。
このタイミングで定時でいくか押すか決める。

☑︎開演直前
結果的に何人遅れ客で入るか、遅れ席の確保ができているかを再確認。
きたらそのタイミングごとに個別対応。
で、そのまま未来場の場合もあるんだけどさ!!!

●並行して準備しておくもの

☑︎劇場最寄駅の時刻表 2路線の中間の場合は両方の駅の上り・下り
☑︎最寄駅路線の運行状況。

この2点はまず要チェック。
受付開始直前で人身事故が発生してると結構早い段階で「開演遅らせる?」という判断目安にもなる(実際にどうするかは別にして)

そもそも、「遅らせる」と安易に判断したくない。「この時間から始めます」と全員には提示してその約束を早めにきて守ってる人がいるのに、守ってない人にそこまで許したらなあかんのは違う。
極力定時で始めたいものです。

私に課金していただいたぶんは私が別のエンターテイメントに課金してそれをまたネタにしますので華麗なるマネーロンダリングとなります。