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BOSSの発音は「ボス」じゃなかった!【ネイティブ添削】

だんだんと気候が秋らしくなってきましたね。

まだまだ暑いのは暑いのですが、最近ようやく、朝晩は少し涼しくなってきたように感じます。エアコンを使う時間も減ってきました。

涼しくなってくると、なんだか勉強をする意欲も湧きやすくなりませんか?暑さに気を取られることもなく、快適に学習できる気がします。

さて、今日の英語トレーニングは発音です。

SpeakNowで音読の練習を行いました。今回は、これまで発音について気にも留めていなかった単語、Bossについて発音のフィードバックをもらいましたので、それをシェアしたいと思います。

簡単な単語だと思ったら、これは、日本人にとって意外にも難しい発音なのかもしれません。日本語にある単語ほど、注意が必要ですね。


上司へ不満を伝えますか?

録音内容

※最初にお手本が流れます。
If you go to the boss to complain about Kevin you are barking up the wrong tree. He won't do anything about it.

Kevinのことで上司に文句を言うのはお門違いだよ。
彼は何もしてくれない。

ここで面白い表現を発見!

barking up the wrong tree:お門違い、見当違いのことをする

直訳すると、「間違った木に吠えている」という意味ですが、そこから転じて現在では「お門違いのことをしている、見当違いだ」という意味のイディオム(熟語)で日常的に使われているようです。

元々は「追っていた獲物が、ある木の上にいると思って猟犬が吠えていたが、実際はそこに獲物はいなかった」(間違った木に向かって吠えていた)という昔の狩猟時代に生まれた言葉のようですね。

新しい表現を学びました。これから使ってみたいと思います。

ネイティブ講師からの返信

Hello Yuka,
フレーズの音読をありがとうございます。
トーンも素晴らしいし、ペースも問題ありません。
ただひとつだけ、ミスがありました。それは、"Boss" の "Bo" の音です。
"bouss", "bouss" , "if you go to the bouss" のような "o" の音ではなく、
"bɔ" の音
です。"boss", "if you go to the boss", "if you go to the boss to complain", このような発音になります。
アドバイスが役に立っていたら嬉しいです。
SpeakNowを利用してくれてありがとうございます。

フィードバックからの学び

BOSSの発音は「ボス」じゃなかった

BOSSの発音は、厳密には「ボス」ではなかったのですね。驚きです…この発音を気にしたことはありませんでした。

日本語で書くと「ボス」になりますが、「ボ」の発音がどちらかと言うと「ア」に近い「オ」のように聞こえます。

BOSS:bɔs(ボぁス)

ただ、イギリス英語とアメリカ英語で少し発音も異なるようです。イギリス英語だと、日本語の「ボス」に近い音に聞こえます。

イギリス英語:bɒs

アメリカ英語だと、小さな「ァ」が入っているように聞こえます。

アメリカ英語:bɔs

Boss以外にも、「オ」に近い「ア」の発音をする単語はたくさんありそうですね。少しでもネイティブのような発音に近づけるよう、引き続き練習していきたいと思います。

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