スクリーンショット_2019-02-12_13

香港と日本の広報の違い

お久しぶりです!
留学の終わりが見えてきて、最近は学校と寮のイベントで忙しくしています。
今日は以前参加したフォーラムで面白かった香港と日本の広報の違いについて書きたいと思います。

日本での広報と聞くと私はよくテレビで流れるコマーシャルや電車や駅に飾られているポスターなどを思い出します。日本のは消費者に対するメッセージがしっかりと考えられていて、私もよくこのキャッチフレーズ好きだな、とかこのCM好きだなと見ていてふと思うことがよくあります。

しかし、香港にいると、そもそも電車等に貼られている広告がほとんどなく、駅にある広告も日本のものや海外のものをそのまま使っていたりと日本に比べてそこまで繊細なマーケティングを行っているとは思えません...。それでは、香港の企業はどのようにして広報しているの?と思いますよね。実は、インターネットが香港の広報では重視されているのです。

香港はスマートフォン所有率世界一と言われており、約99.5%の人が使っています(日本は83%と言われています)。しかも、約89%の人がインターネット人口と言われているため、ネットリテラシーが非常に高いことが見てわかります。その中でも、香港人はスマホを使って連絡やSNS、情報収集をGoogleで行ったりしています。SNSでもっとも使われているのがフェイスブックで、約75%(4人に1人)の人が利用しています。これに比べて日本は約22%。そのため、私の友達もよくフェイスブックで情報がまとめられているページを見て、コメント等で友達をタグして「これ欲しい!」等残しています。

日本の情報等についても旅行に関する情報が集まるページで友達は動画等を見ていました。そのため、今の香港ではこのようなページが大きな役割を担っています。日本ではフェイスブックは会社用とか、自分のページを磨くもののようであまり身近に感じないのですが、香港ではこのように情報収集としてフェイスブックが活用されているのが面白いなと思いました。

日本では同じ物が溢れており、かつ人口が減っているため、いかにリピーターを増やすかが鍵となります。そのため、ターゲットの絞ったメッセージングなどが重要になるそうです。

どっちがいいという答えはないのですが、フェイスブックが香港で使われなくなると香港の広報の仕方もガラッと変わるため、一つの媒体に頼るのも少し怖いなという印象を持ちました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?