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香港と日本の大学生活の違い

お久しぶりです!
香港大学に留学中のゆうかです。
このノートでは私の留学中に気づいたことやいろんな方にシェアしたいことを書いています。

冬休みが終わり、二学期目が始まりました。
留学生が少ない私の寮では冬休みは家に帰る人が多く、寮がとても静かになるため私も急遽少しだけ一時帰国することにしました。
日本に帰り、日本と香港の違いを考えていた時にその一つとしてまず大学生活が異なるなと思いました。

①勉強に対する姿勢
香港の学生は日本の学生以上にGPA(成績)を気にします。
学校にある24時間解放している勉強用の施設は常に混んでおり、特にテスト期間は朝早くから行かないと席が取れません。(因みにほとんどの大学にこのような24時間解放施設があります!)
香港人の友達になんでそこまで勉強熱心なの?と聞いてみたところ、就職用のCV(日本でいうES)で名前の隣にGPAの欄があるため、そこを見ただけで判断されてしまうらしい。日本の一部の企業では、大学名を優先しているところも未だにあるだろう。しかし、香港では大学名が良くても成績が悪いと、他の大学の成績優秀者を採用するところが多いのだとか。そのため、大学に入って一安心とういわけではなく、そこからがまた勝負なのです。香港大学には優秀な学生がインドや韓国、大陸から来るため、より一層成績の競争が激しくなります。とてもストレスフルですね、、
たくさん勉強できる環境いいなと少し憧れましたが、日本のインターンや好きなことに没頭できる大学時代もいいのかなと思ったり...

②友達の作り方
日本ではサークルや部活等を通して友達を作るケースが多いですが、香港はで友達を基本的に作ります。寮生活は大学生活の最も重要事項とも言えるほど香港では大事で、寮のイベント等にたくさんの時間を割けます。一年目は家から通っていたけど友達を作りたい、寮生活を送ってみたいという思いで二年目から寮に入る人もいます。
もちろん、大学下の団体も存在します。しかし、これは全て大学下なので、スポーツは体育会で、他は文科系のものばかりです。そのため、日本の大学のような中間的な立ち位置のものは全て寮での団体になってしまうのです。

③求められる人材
大学で言われる理想人材が香港では多芸多才の人に感じます。
日本でも多芸多才の人が好まれると思いますが、日本の大学に通っていてどちらかというと専門性が求められるように思います。
香港の大学でももちろんメジャーという専攻があるのですが、同時にマイナーというのもあり、専攻ほどではないもののその専門の授業を受けないといけません。
勉学以外のことでも、例えば寮の部活動に入る時にスポーツと文化系一つずつに入ることを勧められます。日本でもそうですが、私の寮では大学のスポーツチームに入りながら寮の合唱にもすごく力をいれるというような人が何人もいて、みんなのマルチタレントに刺激されています。

少し長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
まだ違いもたくさんあると思うので見つけたら共有します :)


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