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一匙のつぶやき



あれこれと、知りたくて、わからなくて、答えを早く見つけたくて、遠くへ遠くへ手を伸ばす。

掴んだと思うよろこびもつかの間に、またすぐに不安になり、求め、手を伸ばす。

もう少し、呼吸を整えて、足下をみてごらんよ。

こぼしてしまった大切なものを、たくさん踏みつけてしまっているよ。

なんの為に、誰のために、なんて、どれだけ考えても答えはないよきっと。「考えること」、それが答えなのかもしれないよ。

息急き走り愛想笑いを振りまいて喉がからからでしょう。

花曇り銀貨落としてしまひけり
ゆきまち


いただきますと手を合わせるのはなぜ?
俳句は祈り。
俳句は毛布。俳句はタオルケット。←NEW笑
寒くて離したくない日もあれば、全くいらない日もある。いらないからって捨てる訳じゃない常にそばにあるよ。

たまには洗っておひさまへ干して、俳句の毛布が少しずつ馴染んでくる。
新しい毛布やご立派な他人の毛布が羨ましくなる?
仮にその毛布が自分のものになっても、寝心地は、肌触りは、匂いはどうだろう。

やっぱりきっと自分の毛布が一番いいと思うよ。

あぐらして子猫のものとなるからだ
ゆきまち

今日も足下の猫がかわいい。




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