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お茶っこ

やっぱりステイホームしている。珈琲が好きで、香りも淹れるメンドクさも大好きだけど、一日に何杯も飲めない。そこそこの刺激だから、三杯くらい飲むとだんだんうげー、って感じになってくる。歯を食い縛って飲むけど、夕方くらいにはありがたみが薄れてくる。飲むけど。

そういえばお茶を愛する若者がいたのを思い出した。昔々polcaで投げた気がする。気がついたら白水桃香氏のデザインでパッケージもおしゃんになっている。何年も前に購入したきりだったのに、品物には丁寧にメッセージが添えられていた。基本デジタルなタイプだけど、こうして覚えていてくれるのは買い手としても嬉しいものがある。

久々に急須でお茶を淹れる。珈琲ほどメンドクサクない。メンドクサさがいいといいながら、手間のかかり具合がこのくらいだと丁度いいのだ。

刺激がそれほどでもないから一日に何杯でも飲める。これはステイホームにいい。平坦な一日のリズムに絶妙な休符とグルーヴをもたらしてくれる。

お茶は空から降り注ぐ日光と、大地から頂いた力がブレンドされている。それに発酵という時間のファクターも加わる。空と地と時間、なんともロマンがある。

まんず、お茶っこ飲んで落ち着いてけろ。

気が滅入るようなニュースばかりの日々、ちょっと新しいブレイクを取り入れてニコニコなこの頃。積ん読だった岡倉天心の茶の本、読んでおこう。

★noteにまとまる前の思考のかけらはTwitterにあります。


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