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もはや人を簡単に酷使して良い時代じゃない

春はまったりお仕事してました

春先からコロナの影響で仕事がスムーズに進められず、需要はあるのだけど少しずつしか先に進めない状況になりました。出社すれば、とりあえず定時までやり過ごせるだけの仕事量は抱えているのですが、この数カ月さっぱり残業をしていなかったので、やはり平常と比較すれば手取りはやや寂しい。取引相手が海外なので日本の情勢とはラグがあって、むしろ春先はこちらではコロナが小康状態にあったので、頃合いを見て溜まった有休を消化して出掛けたりしていましたね。

ようやく通常通り・・・と思いきや?

7月末、国際情勢が回復してきてこちらも通常通りの仕事が出来るようにはなりました。ここから先の数カ月は反動で稼がないと、年間で収入の帳尻が合いませんので本腰を入れるタイミング・・・なのですが。
国外は回復しましたが、「国内の関係機関」つまり弊社が受け渡した先のセクションで一日にこなせる量に限界があり、それに合わせてこちらもペースを揃える形に。というわけで、結局フル稼働してからも残業は一日2時間程度になっています。
概算で通常残業40H+祝日に休出を当てて、それで「極端に忙しくない」いつもの感覚に戻ったと言えばそうなのですが。2年前にも同様の問題が発生し、そこから回復した先の数カ月間は明らかにもっとあくせく働いていたわけで。だいぶ世の中の流れが変わってきた印象はあります。

もはや人を簡単に酷使して良い時代じゃない

いつ誰がコロナに感染して10日~14日単位の離脱人員が発生するか分からない状況です。人手の確保が難しく、さらに仕事量の変動も激しい。繁忙期であったり、今回のような滞っていた仕事が回復することによる一定期間のタスク急増を捌くことが難しくなってきます。
そうした事態に際して、これまでの日本であればとりあえず限界までやらせてしまっていたと思うのです。ところが今回は、私の身の回りの事例ではありますがかなり早い段階で「これくらいしか出来そうにない」という通達をしてきました。我々としてはこれを受け容れるしかないし、こちらとしても無理せずある程度の余力を持ってこなせるペースを毎日確実に進める方が、気分的にも楽です。

夜はきちんと寝なければ体力も回復しないし、その前の時間だって生活の為に色々な家事をこなし、風呂を済ませたら小一時間ばかり自分の趣味の時間を持ちたい。それを考えたら逆算して仕事は19時くらいで切り上げるのが「現実的な、人間らしい生き方」でしょう。

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