マガジンのカバー画像

問いのデザイン論

41
「問いのデザイン」に関する研究メモ、エッセイなどをまとめていきます。
運営しているクリエイター

#問い

ファシリテーションにおける「誘導」と「提案」の違い

ワークショップデザインやファシリテーションの講座をしていると、初心者の方によくいただく相…

安斎勇樹
4年前
85

「問い」と「アナロジー」の往復で、アイデアに磨きをかける

金属のレーザー加工を專門とする株式会社インスメタル様のご依頼で、自分だけの理想の空間をカ…

安斎勇樹
4年前
44

問いの「深さ」を測る:ワークショップデザインのシミュレーション

ワークショップの「問い」のデザイン論を考えていく上で、問いの立て方、組み合わせ方などの「…

安斎勇樹
4年前
50

書籍『問いのデザイン(仮)』の執筆プロセスを公開します

ワークショップにおける「問い」の設計について体系化した書籍『問いのデザイン(仮)』を、来…

安斎勇樹
4年前
29

自己認識の科学:「問い」を通して、内なる「衝動」を耕す

組織心理学者のターシャ・ユーリックの著書『insight(インサイト)』を読みました。起業家や…

安斎勇樹
4年前
58

続・問いの因数分解|問いの探索先のバリエーションと制約の効用

イノベーションプロジェクトやワークショップデザインにおける「問いのデザイン」の性質を方法…

安斎勇樹
5年前
81

問いの「因数分解」から見えてくる、問いの5つの基本性質

拙著『問いのデザイン』では、複雑な問題の本質を見抜き、適切な課題をデザインする方法から、実際のファシリテーション場面の具体的な問いの設計まで、体系的に解説しました。 その中でも、書籍の後半で紹介している問いのミクロな性質分析が、マネジメントの目標設計やミーティングの問いかけなど、さまざまな場面で有用です。 問いを"因数分解"するという考え方ファシリテーションの場面で実際に投げかける「問い」の基本的な特徴を紐解くための効果的なアプローチとして、安斎が考案した「問いを因数分解

ファシリテーションにおける問いの4パターン

イノベーションプロジェクトにおける「問いのデザイン」の照準を検討する上で、「質問」と「発…

安斎勇樹
5年前
201

"道具"を通して課題を問い直す:異なる専門分野によるリフレーミング

イノベーションプロジェクトにおける「問いのデザイン」のなかでも、プロジェクトデザイン段階…

安斎勇樹
5年前
29

ワークショップにおける"良い問い"とは?

ワークショップにおける「良い問い」とは、どのような問いだろうか?「良い問い」とは、どのよ…

安斎勇樹
5年前
88

デザインした「問い」の答えは誰が持っているのか:質問と発問との違い

イノベーションプロジェクトや、創造的な学びの場としてのワークショップの「問いのデザイン」…

安斎勇樹
5年前
146

今起きている変化に適応しブランドをアップデートする「11つ目」の視点

最近になってブランディングに関する仕事の依頼が増えています。ミミクリデザインでは「意味の…

安斎勇樹
5年前
27

問いをデザインするのは誰なのか

書籍「問いのデザイン」の執筆に向けて、これまで「プロジェクト設計段階の課題のリフレーミン…

安斎勇樹
5年前
42

なぜ「問いのデザイン」なのか

2015年頃から「問いのデザイン」を一つのキーワードに掲げて、研究会や講座イベント、さまざまなプロジェクトを実施してきました。次第に外部企業様からお声がけをいただくかたちで「問い」を題材にした研修やセミナーなどの機会も増えてきました。 "問いのデザイン"というテーマに対するニーズの強さを感じると同時に、一口に"問いのデザイン"といっても現場によって指し示しているもの(要望のレイヤー)が異なると感じます。改めて「問いのデザイン」とは何か、それがなぜ重要なのかについて、レイヤー