暇に殺されかけて、会社を辞めた。
私は、新卒3年目で会社を退職しました。
『辞めた理由は?』と聞かれると、
「別にやりたい仕事があったから」や
「お給料が上がらなから」、
「全くやりがいが見いだせないから」など色々ありますが、
一番の理由は「暇すぎて、辛くなったから」です。
エンジニアとして働いていた私ですが、
私が辞める直前まで参画していたプロジェクトは、
ものすご~~~く、業務量が少ないプロジェクトでした。
どのくらい暇だったかと言うと、
毎朝8時30分から実施される朝会に参加した後は、
何もせず定時を迎えるくらい暇でした(笑)。
会社を辞めた今だからこそ笑って話せますが、
当時は本当に辛かったです。
死ぬほど忙しい状況を「忙殺」と言いますが、私は「暇殺」もあるなと実感しました。
忙殺は、心と体が忙しさによって殺されます。
一方、暇殺は心だけが暇によって徐々に殺されます。
「転職するべきなのかな?」
「年末に会った大学の同級生はもう役職をもらったって言ってたな」
「このまま何もせず歳を重ねて良いのだろうか」
など、暇すぎるがゆえに良くない考えが頭の中を蝕んでいきます。
最近読んだ林真理子さんの本でこんなことが書いてありました。
「常に全力疾走!」はすぐに息が切れて苦しいですが、
ジョギング、もしくはウォーキングでも良いので
少しずつでも前に進んでいる感覚が”よく働く”ためには大切なのだと思います。
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