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全てはコインの裏表

ASDは一般的に、自分のやり方のこだわりが強いと言われている。要は、人の言うことを聞かないのだ。(聴覚処理的に聞こえていない可能性もあるがそれとはまた別の話🙉)

「人の言うことを聞かない」と書くと、短所のようだ。「人のアドバイスをよく聞きなさい」と言われると、「人の言うことをよく聞く」人というのは、長所のようである。

また、「自分の意見を持ちなさい」とも言われる。どこかの偉い人の意見をありがたがり鵜呑みにする人に対して、揶揄する話もある。

同じようなことを表しているにもかかわらず、そのときの状況、その場に必要とされる能力などによってポジティブに感じられるかネガティブに感じられるか、紙一重なところがある。さらに、それを観察、評価している人の視点というのもある。どちら側からものごとを見ているかによって、ポジティブな言葉になるかネガティブな言葉になるかが、変わるだけのことで、本質・事実に違いはないはずである。

言葉にはポジティブネガティブな意味がくっついてきがちだ。ただそれに100%引きずられることは危険だと思う。ポジネガのニュアンスを捨てるか、捨てられないのであれば、あえて逆の意味の言葉もアウトプットしてみると気づきが得られるので試してみて欲しい。

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。いつもそんなふうに考えてると、自分の意思を持てるし、批判にも負けないはず。ポジティブにはもれなくネガティブもくっついて来るものなのだろう。

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