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Cenakaの現在の進捗は「30%」

こんにちは!Cenaka(セナカ)という半生をシェアするSNSを考案している
C,Incの井端(いばた)です。

僕たちは昨年2020年の7月に創業しましたが、
まだサービス等をリリースしていないため「普段何してるの!?」と思われることも多いだろうなと感じています。(当然や)

そのため今回のnoteでは
そんな気にしてくださっている周りの方々に向けて、
今どんな形で事業が進んでいっているのか、進捗をまとめてみました


現在のCenakaの進捗を
一言でお伝えすると「30%」です!

解くべき課題を間違えないように日々、「進路やキャリアに悩んでいる、困っている人」の解像度を上げています。

※今回のnoteは、Cenakaや僕たちの進捗を気にかけてくださっている方をメインに考え書いております。初めて知っていただいた方からしたら読みにくい可能性がありますがご了承ください…🙇‍♂️!

【初めて知ってくださった方向け】
これまでのCenakaの歴史はこのマガジンにまとめてきています!
よければどうぞ😎

▶︎最初のnoteはこちら

0)進捗共有に入る前に2020年の動き


一言で伝えると、時期尚早な拡大に走ろうとしてしまっていたなと思っています……。


本題に繋がってくるため、
立ち上げてからの昨年6ヶ月間の活動を簡単に振り返っておきます🙇‍♂️

C,Inc.にとっての開幕の年、2020年は
素晴らしいメンバーがスムーズに加わってくださるなど有難いことが多くありましたが、反省も多い年でした。

実は上記のnoteでは触れられていなかったのですが、
2020年の活動を振り返ると、特にネックになってしまった点は

「自分が理解しきれていない手法を使って事業を進めていた」ことでした。

実はCenakaに関しては、USBフラッシュメモリやイオンドライヤーのコンセプト開発などを手がけた濱口秀司さんの「イノベーション発想」をもとに考案しました。僕の尊敬する方です。

・イノベーション発想
・インターナルマーケティング
・エクスターナルマーケティング

濱口さんの論文集の「イノベーションの作法」では、上の3つのパートごとにセオリーとアプローチを解説されています。
こちらを参考にCenakaでも開発を進めてきました。

目から鱗の情報も多く、
この作法は本当に素晴らしいものだと感じています。

ただ結論からお伝えします。
「この手法を今の僕では使いこなせませんでした…。」

具体的にはインターナルマーケティングという工程があるのですが、それ以降からなかなか先に進めず、苦慮しました。

そしてチーム内での共通理解をはかるにも、
僕の作法に対する理解度が影響し、かなり難易度が高いものでした…。

そして最終的に、
開発工程のユーザー体験設計段階にて「この設計は何を拠り所にすればいいんだ…」とつまづき、検証が足りないことに気づかされ、開発は一旦ストップすることにしました。

つまり、理解しきれていない手法を使って事業を進めようとしたことで、アイデアや課題設定、プロダクトの検証が不十分なまま、時期尚早な拡大に走ろうとしてしまっていた訳です。

これが2020年の大きな反省点です。

そこで僕たちはこの反省を生かし、
今年の2月に、チーム内において事業の進め方を明確にしました。そうしてリスタートを切り現在「30%」まで進めている、そんな状況です。

それではこの「30%」の根拠も含め
本題の進捗共有に入らせていただきます!

1)2〜3月の進捗共有は主に2つ

めちゃくちゃ簡単に表すと、以下の2つになります笑

①事業の進め方を明確にした:『起業の科学』のスタートアップサイエンスの20ステップに基づいて進めることを決定した

②現在その20ステップ中、6ステップ目までが完了した(進捗率30%)

一枚のスライドに詰め込むと、こんな感じです。

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(細けえ……………スマホじゃ見えねえ………)

ここは細かくチェックしてほしいというより、雰囲気で「こういうことしてたのね!」と理解してもらえる程度で充分です

そして4月現在、7ステップ目でこんなことをしています。


「よし!これで進捗の説明はOK!」

とはあの見にくいスライド含め、流石にならないですね。笑

そのためここからは、
先ほどの①・②の詳細について、
「実際どんなものなのか?」「どんなことを行なったのか?」
ポイントを絞って書いていきます!

1.1)事業の進め方は「起業の科学」をベースに

メンバー間に、共通言語を作っていくことの重要さ。

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「⓪進捗共有に入る前に」でも書かせていただいた通り、真っ先にやるべきことは、「僕たちの現状に合った事業の進め方に変更する」ことでした。

そのため2月初旬に僕たちは、今後の事業開発について、代表的な起業の方法論とされている、『起業の科学』のスタートアップサイエンスの20ステップに基づいて進めることを決定しました。

実際の行程は画像のようになっていますが、ここも全体像だけ理解してもらえれば嬉しい程度です〜!

スクリーンショット 2021-03-28 22.58.27

詳細が気になる方はこちらをチェックしてみてください!

今まで事業作りは寄せ集めた情報を使い、手探りで進めていたものが、このように1つのガイドラインに沿ってお互いに進められるようになったということが大きな変化になりました。

また、この進め方では以下のような形で各ステップごとに成果物(アウトプット)を作っていく形になります。
以下の画像に写っているものは実際に僕たちが作っているものです。

スクリーンショット 2021-03-25 23.42.21

この成果物たちがgoodです・・・。
正確に言うと、この成果物を作るというプロセスが僕たちに合っています。

次の章で具体的にどんな成果物を作ったかは書きましたが、まとめるとこれらの成果物がそのままチーム内での「共通認識」となってくれているのです。

ゲームで言うと、セーブポイントのイメージです。

ややこしい議論も多くなりやすい中「なんかおかしいな、ここは見直しが必要かも」と思ったらすぐにこれらに立ち戻って、チームにて話し合いを行えます。昨年を振り返ると、これはできていませんでした。

合わせて、先人たちのデータを活用した各20ステップでのチェックリストもあるため、正しい方向に進んでいるかを判断する「コンパス」としても機能しています。

昨年の反省から、事業開発をする上で1回目の起業の人が多く、またフルリモートで進めている僕たちにとっては詳細なガイドラインがある方が間違いなくプラスになるだろうなと思っていましたが、いい感じにハマっているなーという感想です!

あくまで進め方は「手段」であり「目的」ではありません。

しかし自分たちの現状に合った進め方を見つけるということは、円滑な事業開発には欠かせないであろうことを、日々実感させられています。笑

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ちなみに同時期に、チーム内の役割分担も見直しています。
この20ステップを用いた事業開発については、状況の整理と構造化が得意な大森さんに主担当を担ってもらっています。

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1.2)進捗率30パーセントの中身とは


幾度もお伝えしてきた「30%」の正体ですが、起業の科学の20ステップ中、6ステップ目までが完了したというものでした。笑

【どこまで進んだか】

スクリーンショット 2021-03-28 22.59.29

【どんなことを行なったか】

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(相変わらず、画像はざっくりで申し訳ないです…笑)

具体的な中身についてはカタカナばかりですが、ここは興味がある人向けに、それぞれがどんなものかざっと説明させてください・・・!笑
(もちろん飛ばしてもOKです)

僕たちは現在、⑤ジャベリンボードまで作成している状態です。

①リーンキャンバス・・・ビジネスモデルを一枚の図にしたもの。

②ペルソナシート・・・ユーザーの具体的な人物像である「ペルソナ」の情報をまとめたもの。

③エンパシーマップ・・・ユーザー体験を「見る・聞く・考える・話す・痛みを感じる・欲する」という6つの層に分けて、ペルソナが置かれている状況や感情を深く理解するために使われるもの。

④カスタマージャーニーマップ・・・ユーザーが商品・サービスとのかかわりの中でたどる一連のプロセスを視覚化したもの。

⑤ジャベリンボード・・・「課題」「最優先で検証すべき前提仮説」「検証する方法と達成基準」「検証結果及び学習内容」の4要素を一覧化する、統合的な仮説検証フレームワーク。

僕たちが想定しているカスタマーをざっくり伝えると、
「進路やキャリア、生き方に迷っている人」です。

そして基本的に上記の成果物を作る活動のほとんどは
「カスタマーに対する理解」を深める活動になっています。

今回は「進捗共有」がテーマのため、これらの活動で得たカスタマーに対する学びは簡単な紹介にとどめさせていただきます。
(またどこかのタイミングでこの辺もLINEアカウントなどでも紹介できたらいいなぁ…と思っています!)

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ぜひこの辺はいずれ感想を伺いたいところです…!!

現状世の中に存在する「進路やキャリアに対する模索活動」について、
考えてみてきているわけですが、実は明確な方法論が社会に確立していません。誰もが基本的には手探りで考えざるを得ない構造になっているんだなということが分かってきています。


また進路やキャリアについては、自分の現状も照らし合わせて考えなくてはいけないので、実は親しいからこそ言いづらいみたいなことも起こっていたりするようです。

活動を繰り返し、このような課題感を抱えているユーザーに対する情報を集めています。

ただこれらについては、たとえどんなに筋が良さそうに見えても、
現状ではデータ数がまだまだ多くないため、仮説の域を出れません。

そして次のステップ7では
インタビューを行い、「ユーザーが本当に課題を持っているのかを明らかにする」必要がある、そんな流れになっています。

※下の画像では、カスタマーと書いてありますが、ユーザーという言葉の方が多くの人からしたら馴染みやすいかと考え、ユーザーと呼んでいます。
(伝わること優先)

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(たくさんインタビューしたい)

2)ステップ7:インタビューのお願い

そこでインタビューのご依頼となります…!

「今後の進路やキャリア、生き方に迷っている人」
ぜひその今のリアルな感情を僕たちにぶつけてください…🙇‍♂️!!!

【概要】
今後の進路やキャリア、生き方に迷っている人に対してのインタビュー

【対象】
今後の進路やキャリア、生き方に迷っている方(5〜20名を想定)
→すでに進行中、数名完了しています🙇‍♂️

【詳細】
・時間は45-60分程度
・zoom等を使ったオンライン実施
・顔出し選択可

※インタビューを通して「自分の悩みが言語化された」「少し前進した」というご感想も頂いているので、そういう使い方でもよければご参加ください…!

【期間】
2021年4月中を予定(日程はできる限り合わさせていただきます)

【インタビュー内容】
こちらから質問させていただきますので、気軽にお答えいただければ嬉しいです!!
・将来のキャリアに対する考え
・考え始めたきっかけ
・不安に思っていること
・〇〇さん流の自分の将来について考える方法はあるか
など

【受けてくださる方は以下のGoogleフォームよりお願いいたします🙇‍♂️】
本当にありがとうございます…!!
※フォーム回答時間:約2分
→または直接井端へのFacebookメッセージ、DMでも大丈夫です!

【インタビューの進捗】

30名程度のインタビューが完了しています。
ご協力、本当にありがとうございました…!!
今後も時間があればインタビューは重ねていきたいので気兼ねなく上記フォームよりご連絡ください!(2021年5月14日時点)

3)終わりに

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました…!!

今回のnoteは今年2〜3月の進捗共有、
そしてネクストステップとしてのインタビューのお願いでした🙇‍♂️

まだまだ拙く「30%」の僕たちですが、進み方を明確にしたことで、
「ミッション実現のために学習する組織」には少しずつ近づけているかなと思います。

僕たちの意思決定の全ては「ミッション実現のため」です。

もちろんプライベート、人生は
それぞれ自由に、たまに一緒に、楽しんでいます!笑

しかしC,Inc.として仕事をする時は別です。
僕たちは、「どうしたらミッション実現に、より近づけるか、進みやすくなるか」それだけを考えて行動しています。

この想いは創業時から何も変わっていません。

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リスタートを切って進んでいる僕たちですが、一方で忘れてはいけないと思っているものがあります。それは、初期に大きく関わってくださった方への感謝、そしていつかの恩返しです。

あの期間があったからこそ、今の僕たちは自信を持って進めているわけです。

今はどうしても事業のことで頭がいっぱいですが、
いつかでっかい恩返しがしたいですね…


ここまでお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

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