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【テック編7冊】落合陽一氏(筑波大学 学長補佐)

「テックを知る7冊の必読書です.」


経歴

1987年 東京都生まれ東京大学大学院で博士課程を早期終了。博士(学際情報学)。筑波大学学長補佐・准教授・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤代表、大阪芸術大学客員教授、ピクシーダストテクノロジーズCEOを兼務。著書に『日本再興戦略』「デジタルネイチャー』などがある。



① Spatial Augmented Reality

「ARやVRの話をする人は、最低これくらいの知識を持っていてよ」という基礎の本です。


② 深層学習

ディープラーニングの入門書で、理解に必要な数学が解説されています。特に、ベクトル、行列計算、確率的勾配降下法が重要。この2冊くらいは、ビジネスパーソンは読んだ方がいいのではないでしょうか。


③ テクニウム テクノロジーはどこに向かうのか?

ケヴィン・ケリーの著作としては『インターネットの次に来るもの』も有名ですが、まず『テクニウム』を読んでいないと理解しにくいので、2冊セットで読むのがいいです。翻訳も優れています。


④ サイバネティックス 動物と機械における制御と通信

青春時代に読みましたが、非常に刺激を受けました。なぜ現代においても、こんなに古い本を読む価値があるかというと、ウィーナーのように思考をまとめようとする哲学のスタイル自体が面白いからです。時代を超えた価値があるのです。


⑤ THE LAWS OF SIMPLICITY

テクノロジーの理解を深めるためには、純然たる要素技術、テクノロジーに関する哲学について学ぶとともに、アートテクノロジーとデザインを学ぶことが重要だと思っています。デザインテクノロジーの領域でお勧めする本です。


⑥ DESIGNING INTERACTIONS

インタラクションをデザインしている人たちのインタビューをまとめたものです。これを一冊読み解くと、インタラクションの歴史が概観できます。


⑦ 幸せな未来は「ゲーム」が創る


大学院生の時にこの本を読んで、すごく面白いと感じたのをよく覚えています。社会や現実の中におけるリアルなゲームとして、どうやって対象の問題に向き合って社会の中でプレイすることで世界を変えるか、というようなことがずっと書いてあります。


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