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制作日記-ある朝、あなたは目覚め、別の脳葉が機能している

 
小学生の頃、SF小説が大好きでした、放射能や細菌兵器の脅威にのみ込まれてゆくもの、地底旅行や宇宙旅行などの未知への探検もの、人間を脅かすロボットもの等、映画やアニメやTV番組でもこの手のものが巷に溢れていました、それらを現実化したときの妄想を頭に膨らませ、ドキドキしながら、夢中に読みあさっていたのを思い出します。


好きな物語のあらすじを思い起こすと、まず、人類がなにがしかの脅威や危機にせまられている、それに立ち向かう主人公がさらなる窮地に立たされる、そして、なんとか核心にせまるものの、カタストロフィーに至り、悲劇的な終末でもあるが、人にとって、なにか大切なものを思い出させてくれる。そんな展開が多かったように感じます。


10年前の○○事故や、今回の○○○禍などでも、ついつい、妄想でカタストロフィー、悲劇的な終末を想像してしまうのは、○○病(SFなどを読み過ぎて、その主人公と自分を重ね合わせてみてしまうことをいう)かもしれないなぁと自己分析などをしてみると、


では、最後に大切な○○を感じていないと、主人公失格なわけで、いま、何を感じているべきなのか?ということを問うてみると、

感謝?
あぁ生きているという実感? 
自分や近親者への解像度? 愛?友情?
日常性の再認識?

あなたは、物語のラストシーンで、
主人公に、どんなセリフを言わせるのでしょうか?


私の考えた物語では、主人公は、
ある朝、目覚めると、今まで意識したことがない、別の脳葉が機能してるような感覚を覚えた、そして、「やっぱ、アートだよなぁ、、、」と静かにつぶやくのだった。


どんな物語やねん!


だいぶ感染者も減少し、このままの推移で安心できる日常に戻れることを祈っています。まじで、感染者ゼロのニュースの日には、「やっぱ、アートだよなぁ、、、」と皆さんもつぶやいてくれること願っています。



今日も読んでいただき、
ありがとうございました!



© 2023 Yuki KATANO


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