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『グランメゾン東京』はリファラル採用のお手本だと感じた話

スマートドライブの今野です。
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TBSの「日曜劇場『グランメゾン東京』」というドラマを見ていて「このドラマはリファラル採用のお手本のようなドラマだな」と感じました。
『グランメゾン東京』を見ようと思ったのは「ビズリーチ!」でおなじみの吉谷さんが出演されていたためです。

※リファラル採用については私が一押ししているHRMOSという採用管理システム(Applicant Tracking System)の商品知識インプットのトレーニングコンテンツを作る際に少しだけ勉強しました。(本当に少し。)

このドラマは、パリで2つ星レストランのシェフ尾花夏樹(木村拓哉さん)が日仏の重要な会食の際に仏首相にアレルギー食材を混入させてしまった仲間のミスで、店も仲間も失ったが、早見倫子(鈴木京香さん)とシェフとしての再起をかけ、3つ星を獲得するために奮闘し、3つ星を獲るというドラマです。


そもそもリファラル採用とは

「リファラル(Referral)」とは英語では紹介・推薦という意味です。
リファラル採用とは、人と人のつながり通して知人・友人の紹介・推薦を受け、選考〜採用を行う手法のことを指し、リファラルリクルーティング、社員紹介採用とも呼ばれます。

最近ではリファラル採用を推進する企業が増えてきており、その背景には「労働人口の減少」「採用競争の激化」「人材の定着化」などがあります。

【参考】採用活動において投資を増やす手法は?という問いに対しSNSに次いでリファラルが2番目という結果も出ています。 Jobviteより

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リファラル採用のメリット

Q. 社員紹介経由で採用された社員はその他の経路と比較してどのような特徴がありますか? Jobvite:Social Recruiting Survey より

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①会社の文化や価値観への高い適性(69.8%)
→リファラル採用はコニュニケーションの中でその会社のビジョンや事業について興味関心を持つところからはじまるため、文化や価値観、ビジョンや方向性に高い適性があります。
※ここはどんな採用経路での入社でも言えることですが、リファラル採用は特にといったところでしょうか。

②採用プロセスの簡略化(66.8%)
→ある程度の情報(経歴やスキル、性格など)が事前に揃っているので、書類選考のプロセスを省略できるのと、適切な面接官をアサインできるので面談面接回数を最小限にすることができます。
私の場合は、30分×4人の方々にお時間をいただき、事業理解や今後の展望を聞かせていただき入社を決めました。

③採用コスト削減(51.2%)
→特に媒体やエージェントを経由していないため、採用コストはほとんどかかりません。面談時の会食費用補助や、紹介者や被紹介者にインセンティブを準備する企業も多くあります。

④マネジメント難易度(40.3%)
→入社前(内定承諾前)からチームメンバーや部門責任者と面識を持ち、お互いを理解して上での入社となるためマネジメント難易度が下がります。

⑤定着率が高い(39.1%)
→事前に職場の環境や雰囲気などをある程度把握して入社を決めることや、紹介した社員の継続的なフォローが期待できるため定着が高いとされています。

⑥人材の質が高い(35.7%)
→募集ポジションに適性がある人や幅広い分野で高い能力をもっている人など、入社後の活躍がイメージできる人が紹介されてくるため、基本的には人材の質は一定水準以上担保されます。

⑦立ち上がりが早い(27.9%)
→事前の情報量の多さや紹介者の支援、疑問点を解消しやすい(相談や質問のしやすい)環境などが早期立ち上がりに繋がります。


『グランメゾン東京』のリファラル採用

【創業メンバー】
尾花夏樹:木村拓哉さん
型破りなフランス料理のシェフ

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【リファラル採用⓪(共同創業者)】
早見倫子:鈴木京香さん
尾花と共に星を目指す「グランメゾン東京」シェフ
・諦めかけていた夢(3つ星)を一緒に獲ろうとビジョン訴求
(※そもそも尾花への憧れや尊敬はあった状態)
・追い討ちをかけるように圧倒的な力の差(料理のレベル)を見せつけ成功の可能性を提示し、採用

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【リファラル採用①】
京野陸太郎:沢村一樹さん
元レストラン 「gaku(競合)」ギャルソン
・元職場(gaku)の不満をヒアリングし、そこに被せるように『グランメゾン東京』の大きなビジョン(3つ星を本気で目指す)を訴求
・給料(借金)のネックも聞けていたため、それを払拭し、採用

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【リファラル採用②】
平古祥平:玉森裕太さん
尾花フランスシェフ時代の弟子、元一流ホテル最年少料理長
・一定期間限定で実際に働いてもらい、まだまだ「成長できる環境」を訴求
・仕事(料理)に対する考え方を改めさせ、スーシェフのポジションを与えることで責任感を醸成し、採用

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【リファラル採用③】
相沢瓶人:及川光博さん
尾花のパリ時代の同僚、元人気WEB料理研究家
・ある事情(子育て)により自身の想いに蓋をして本当にやりたいことができていない状況を把握し、周囲の環境整備を実施
・労働条件もできる限り考慮した条件を提示し、採用

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【リファラル採用④】
松井萌絵:吉谷彩子さん
元一流ホテルのパティシエ
・狭まっていた視野を広げてあげることで可能性を提示
・プライドをばきばきに折るもアフターフォローをしっかり行い、採用

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【リファラル採用⑤】
久住栞奈:中村アン
有名フードライター/ワインの知識豊富なソムリエ
・本人の価値観や考え方(ワインを主役としたフルコール)を尊重し、その分野において全責任を与え、やりがいと責任感を醸成し、採用

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と、ありとあらゆる手段を使って多くの優秀な人材を採用し、見事に3つ星を獲得するというドラマでした。

ただ、優秀な人材を採用するだけで3つ星が取れるというわけではなく、1人1人が日々思考をやめず成長し続けることやチームとしてやるべきことを徹底的にやり尽くすことが大事だと『グランメゾン東京』から改めて学びました。

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Paraviでの見逃し配信DVD &Blu-rayの発売もあるようなのでぜひ「リファラル採用」の視点をもって見ていただけるとよりお楽しみいただけるかと思います。

最後に、スマートドライブでは積極的に一緒に働く仲間を募集しています!
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最後までご覧いただきありがとうございました!
2020年もどうぞ宜しくお願い申し上げます!

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