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【データ公開】緊急事態宣言が明けた事で本当にテレワーク需要は無くなったのか?

株式会社クルトンの森実です。全国で緊急事態宣言が明けた2021年10月。
そして陽性者の数も引き続き抑えられている11月。12月。
※書いているのは12月。
都内の電車は混み始め、新幹線や飛行機もかなり埋まってきているように感じます。

ニュース記事でもテレワークを縮小するといった記事も見かけるようになりました。
テレワーク3割の企業が縮小↓

果たしてそうなるとテレワーク需要自体は本当に無くなってきているのか?
レンタルスペース屋のデータを踏まえて見ていきたいと思います。

<このnoteを見るのが初めての方向け>
株式会社クルトンでは全国で約500カ所のレンタルスペースを運営管理しております。
弊社管理物件一例 ↓
https://upnow.jp/metrominutes
レンタルスペースは街のサードプレイス。
時間貸しの為必要な時に必要な分だけ。非常に気軽に借りられます。
レンタルスペースのデータを見ていると、世間のニュースが立体的に見えてくることもあるのでは?と思いnoteを書いております。

街中でテレワークをやるとしたら?

そもそも皆さんは外出先でテレワークをやる事になった際はどこでやっているのでしょうか?
カフェやカラオケルーム、ホテルの客室や車中という方もいると思います。
ただしこんな事でお困りな方もいるのではないでしょうか?
・店内のBGMが想像以上にうるさくて集中出来ない
・その時間にカフェが空いているのか不安
・面接なので、落ち着いた空間を確保したい

そんな街中でのオンライン需要に対して非常に増えてきているのが「ワークブース」です。
駅などに並んでいるのを見た事がある方もいるのではないでしょうか?
弊社でもワークブースPAOを都内を中心に設置しており、1時間1000円以下で手軽に借りられる空間を提供しております。
写真は最近オープンした渋谷道玄坂上に設置したPAO。↓

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【データ公開】テレワーク需要は本当になくなったのか?

テレワーク需要が本当に無くなったのかを見る上では、下記の様な1人用のテレワークブース「PAO」の利用件数推移を見ていきたいと思います。

PAO設置スペース例
https://upnow.jp/metrominutes/workspaceuenopremium
https://upnow.jp/metrominutes-2/paowork-ostuka1
https://upnow.jp/metrominutes-2/minimalminamimori-1

また緊急事態宣言の影響を見る上で「オフィス街」「住宅街」に分けて
見ると下記の通りでした。

note用グラフ

【データから分かる事①】
ポイントの1つ目としては6月を見て頂くと「オフィス街」と「住宅街」で乖離が最も大きくなりました。
6月は緊急事態宣言が6月12日に解除された事で出社が増えた事が考えられます。
出社はするもののオンライン会議も平行して行われる為、結果的にはオフィス街立地でのテレワーク場所を求める方が増えた事が予想されます。

【データから分かる事②】
8月になると今度は住宅街の予約件数がぐっと上がっています。
これも緊急事態措置等が7月12日~9月30日にあったので、自宅近くでのテレワーク場所を探していたことが考えられます。

【データから分かる事③】
そして10月・11月のデータを見て頂くと分かる通り、緊急事態宣言が明けてもワークブースの予約件数は全く減っていない状況です。
※ちなみに12月については途中経過集計ではあるものの、11月の予約件数を上回る事がほぼ確実な状況です。

まとめ

・緊急事態宣言が明けてもテレワーク需要は全く減っていない(利用エリアは変化有り)。
・テレワークのスタイル自体はビジネスの行動様式として確実に定着した。
・来年以降もコロナの陽性者数に左右されながらもテレワーク需要は堅調に推移すると考えられる。

それでは皆様良いお年を!


お問合せ

ワークブースPAOを購入したい
https://pao-work.studio.site/

レンタルスペースの相談がしたい
https://crewtone.jp/metrominutes/

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