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他人からの評価が気になる理由


「硬直マインドセット」って?


「硬直マインドセット」とは、「人は変われない、人間の才能や能力は生まれつき決まっている」という偏見や思い込みのことです。

https://www.robertwalters.co.jp/hiring/hiring-advice/grow-mind-set.html


これがあることで
何が起きるかっていうと、

自分の努力で
自分の人生を変えられるって
思えなくなっちゃうんですよね。

そして、
失敗を悪いものと考えて
行動に制限がかかったり、
他人からの評価を気にしたり
してしまいます。

こうなると、
人間、なかなか成長できなくなるんですよね。


これって、
起業してる人間にとっては
だいぶまずいこと。

なぜなら、
自分の行動によって
未来を切り開いていく必要があるから。


こんな高説をのたまっている僕ですが、
そんな僕にも一面があります。


・生まれつきの才能、センス、環境が人生を決める
・失敗=悪
・他人からの評価が気になる


今もこう思っている節があります。

なので今日は、
この中の「他人からの評価が気になる」について深掘りして、
この思い込みから離れていきたいと思います。



なぜ「硬直マインドセット」に囚われた


自分の記憶を遡ってみたところ、
その原因は幼稚園時代に
あったことがわかりました。


何が起こったのか?


それは、
クラスメイトに突然絶交を
告げられたことが原因でした。


5歳になった春、
僕は幼稚園に入りました。

生まれて初めての集団生活。


それまでは、
祖父母と幼い妹と弟しかいない
家の中で育てられていました。

なので、クラスに入ったときは
めちゃくちゃドキドキしました。

同年代の子どもたちが
たくさんいる中に入るのは。

途中入園者は僕だけだったので
尚の事です。


そんなクラスのクラスメイト達は
僕よりも1年から2年早くから入園していたんです。

転入生だったので、
チヤホヤされていたと思うのですが、
僕は疎外感を感じていました。

皆がまとっている空気感が
僕の空気感と違っていたからです。

そのため、その中に入っていくのに
苦労したような記憶があります。


でも、
心の支えが一つありました。

2年下のクラスに
友達がいたからです。

周りが知らない人ばかりで心細かった僕は
休み時間にその子のクラスに遊びに行っていた記憶があります。

そのおかげで、
入園当初の寂しい思いを
紛らわせることが出来ていました。


そんなある日のこと、
僕が自分のクラスで遊んでいた時に、
僕の目の前に二人の女の子が現れました。

細めで背の高いKさんと、
太めで背の低いHさんでした。

その子たちが突然言い放ちました。


「ゆーきくん、友達いたんじゃない!」
「だったら、もう絶交ね!」


歓迎ムードだったクラスメイトからの
突然の絶交宣言。


今だったら、
「何言ってるんだろう?」で終わりですが、

当時の僕はとてもショックを受けました。

とてもとても悲しくて、
深く傷つきました。

今でもその悲しみを
思い出せるくらいに。


それから、
僕は人の目を気にするようになりました。

自分の行動によって
人から嫌われると知ったからです。

人から嫌われることが
とても辛いことを知ったからです。


そうして僕は、
人の目を気にして
生活するようになりました。


その後も、
人の目を、評価を気にして生きる気質が
強化されていきました。

両親や祖父母の教育、
幼稚園や小中学校の教育などによって。


しかし、その発端は幼稚園時代の
突然の絶交にあったのでした。


今考えてみれば、
本当に小さな事。

この人たち以外にも
人がいるのだから、

これからも多くの人と出会い、
別れていくのだから、
些細な一つの出来事。


でも、当時の僕にとっては
とても大きなことでした。

なぜなら、
当時の僕にとっては、
世界から嫌われてしまったように感じたから。

初めて入ったクラスの
クラスメイトという世界に。

こんな気持ちを無理に押し込めて、
押し隠して生きてきたんでしょう。


だからこそ、
僕は僕に、
幼い頃の記憶に残る僕に言いたい。


「つらかったね」


と。


当時の僕は
自分の癒やし方を知らなかった。

つらい気持ちへの
対処法が分からなかった。

幼かったから。


でも、
今の僕ならわかる。

だから、
これから時間をかけて
癒やしていこう。

人の目、他人の評価という呪縛から
逃れていこう。





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