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風にのってバラの香りが漂う「クイーン・メアリズ・ガーデン」

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本当にありがとうございます 

ローズガーデンの赤いバラ

 
今回のVol.3もそうですが、
このシリーズの表紙には
毎回、必ず英国のバラの写真を使っています。  

以前も書きましたが、
わたしはまだ北海道の室蘭市に住んでいた時、 
たまたま書店で手に取った
美しい英国のバラの写真に彩られた本に
とても強く惹かれました。 
 
その一冊の本との出会いが
そのあとのロンドンへの旅や
1997年の英国滞在にも
繋がっていったのです。 
 
ホームステイをしていた家の近くや
街のあちこちでもバラは咲いていて
本当に素敵だなと思っていたのですが、
1997年のバラの季節、
やはり「バラの名所」と言われるところにも
いってみることにしました。 
 
それは、ロンドンのリージェンツパーク内にある
「クイーン・メアリズ・ガーデンズ 
(Queen Mary`s Gardens)」。

ローズガーデン

1932年に一般公開されたのですが
その2年後に完成したバラ園が見事なので
「クイーン・メアリーズ・ローズ・ガーデンズ」
とも呼ばれています。 
 
当時の国王、ジョージ5世のお妃、
メアリー王妃(エリザベス女王のお祖母様)
の名前を戴いたこの庭園では
バラの季節に
ロンドン最大級のコレクション言われる
約1万2,000株のバラが
美しい姿を見せてくれます。 

ピンクのバラクイーンメアリ


わたしが行ったのは6月末。 

まさにバラの季節でした。
 
種類が多いので、
いかにもバラらしいクラシックなバラから
新しく作られた品種なのか
モダンな雰囲気のものまで
それぞれのバラを見ながら、
ゆっくりと散歩を楽しみました。

シンデレラ

風が吹くとふわっとバラの香りが漂い、
本当に夢のよう。

思わず一つ一つ香りを確かめつつ歩いていると
他にも同じことをしている「同類」がいて、
「こんなにいい香りなんだもの、
わかるわかる」
となんだか嬉しくなってしまいました^ - ^
 
それぞれのバラの近くには
「シンデレラ」
「デイライト(日光、夜明け)」
「ターナー(英国の国民的人気画家)」
などとバラの名前のプレートがあるのですが、
それぞれの名前とバラの表情をみて
「なるほどなあ」
と考えたりするのも、楽しいものでした。 

ターナー


確かにこの時期が一番の盛りではありましたが、
この後も色々なバラが
あちこちで目を楽しませてくれました。  

英国の方はバラを愛する方が多いようで
散歩をしていても、
バラを植えているお宅が
本当に多かったように思います。 
 
この日も、そして別な日に
やはり青空のもと咲き誇る
英国のバラを心ゆくまで楽しんだ日も、
北海道の田舎で本の中のバラの写真を眺めて 

「いいなあ。
いつかわたしも英国のバラを見てみたいな」 

と憧れていた自分に、 

「おーい、本当にここまで来られたよ!
夢が叶ったよ!」 

と声をかけたくなったものです。 

バラの押し花

 
(これは、クイーン・メアリズ・ガーデンで根元に落ちていた
バラを持ち帰り、押し花にしたものです)
 
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。  

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