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農業をひも解く21 ~グリーンテクノロジー~

先日の某紙の言葉を借りれば(一部修正)・・

少なくとも20年間、経済の成長を促進してきた不動産などの経済のエンジンが消えようとしている。
だがしかし、それを補うためにどのような成長の原動力があるのかは、あまり明らかにされていない。

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ただ、その一つはすでに明白になっている。

グリーンテクノロジー

だ。
地球を救うための前向きな力であり、成長と経済変革の新時代の到来を告げる推進力である。(引用おわり)

このこと自体には異論はない。
僕の知人も、「来年は金融バブルが弾けるかもしれない」って言っている。当事者が言うんだから、きっとそうなんだろうね。

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さて、この「グリーンテクノロジー」の定義は、このようなこと。

・・であれば、作物生産の根源である「光合成」なんかは、まさにこのグリーンテクノロジーそのものだと言えますね。

けど、「農業」自体はどうだろう?

結論から言ってしまうと、

グリーンテクノロジーじゃない。

と僕は思う。

理由は、今までnoteしてきたとおりで、

農業における「生産」の中身が、資源を大量消費し、熱帯雨林を大規模伐採し、大量のゴミ(産業廃棄物)とGHG(温室効果ガス)を排出する、そういう構造になってしまっているためだ。

そう、悲しいけれど、現在の農業は、世界最大級の

環境破壊産業

なんである。

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悲しいよなあ・・
本当に悲しい。

けど、軌道修正しようと思えばできる。
ただそのためには、この事実を「知って」、なおかつ、今の農業のやり方が

ひょっとしたら、間違いなのかも・・・?

「気付く」必要がある。

全てはここからしか始まらない。

これからの成長や発展は、これまでの手法の延長上にはない。

気付こうぜ、人類!

・・あまり時間は残されていない、と僕は思う。


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