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マイ だし ライフ

私が勤めている児童養護施設ではお味噌汁は煮干しでだしを取ることになっています。
ずっと家では顆粒のだしの素を使っていて、だしを取るなんて難しそう…と思っていた私ですが、それを機に興味を持つようになりました。そこで手を伸ばしたのが、引頭佐知さんのだしとり教室。興味が湧いたらまずは本から入る。そういうタイプです。


読んでみたら想像以上に簡単!10分でできるとは驚き!今は比較的時間に余裕もあるので、二日に一度夕ご飯のお味噌汁用のだしをとるのが習慣です。

大雑把な私でもゆるく続くだしライフ

朝出勤する前に、片手鍋になみなみのお水と、北海道産の日高昆布を入れて蓋をしておきます。(忘れてしまったり時間がないこともたびたび。そんな日は、帰宅後すぐに用意。本では最低でも10分は浸しておきましょうとのこと。)
昆布の入ったお鍋を火にかけて、沸騰する直前、ゆらゆらしてきた昆布をお箸でさっと引き揚げます。お湯が湧いたら火を止めて、鰹節を一掴み投入。(ちなみに花かつおは、ピンク色のものが鮮度が良いのだそうです。知らなかった。)お湯の中にさあっと広がる鰹節と、立ち上る香りがたまらない。そのまま約1分。ふきんをかけておいたざるをボウルに重ね、だしを一気に流し入れ、鰹節を漉します。ふきんはざるごと引き揚げて、昆布と一緒にタッパーへ。翌々日に二番だしをとるために使います。半分はガラスの保存容器へ移し、残り半分はお鍋に戻してその日に使います。これで一番だしの完成!ここまで10分ほど!
ちなみに、二番だしまでとった昆布と鰹節は、乾煎りにしてから醤油とみりんでさっと味付けして、常備菜にしていただいています。

私とだしのこれから

今はまだ、最寄りのスーパーで売っている昆布と鰹節、スーパーで買ったふきんを使っていますが、できればきちんとこだわったものに少しずつ移行していきたいなあと思っています。その一方で、忙しくなって時間の余裕が減ってきたら、作り置きも二日分から増やしたりして、無理ない方法でバランスを取っていきたいな。

丁寧な暮らしへの憧れから始めただしライフ。目に見える材料からできる安心感と、出来立てのだしからほわっと立ち上る香り、そしてその香りに喜んでくれる家族の反応が嬉しくて、続けています。

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