井上ゆき子

16年間「女性の旅」をテーマに旅行会社を運営してきた実績を活かし現在は「女性向け旅の企…

井上ゆき子

16年間「女性の旅」をテーマに旅行会社を運営してきた実績を活かし現在は「女性向け旅の企画」の販売や「女性の旅アドバイザー」として旅行会社や観光を学ぶ教育機関での講演を行う。

マガジン

  • カヤックで知床半島一周!(誰もやったことないらしい)

    2021年6月23日~ 知床半島をカヤックで一周した前代未聞の旅の楽しさや大変さを余すことなく綴っています。

最近の記事

北海道の宿探し@旭川

2023年8月の暑い北海道 もちろん、暑さなんてl期待していなかったんだけれど。苦笑 そんな暑い北海道を楽しくしてくれた素敵な宿たちを紹介します。 前回の記事はこちら(白老の宿) 白老からまずは千歳まで移動し、レンタカーを借り(千歳空港近くのレンタカーが一番安くて安心だったのです)、そこから一路、旭川へ。 これが。。実はすごかった。 約2時間半ほどのドライブなんですが、この日、旭川付近で集中豪雨が。。 しかも市街へ入る手前のトンネルを抜けた瞬間!バケツをひっくり返したよ

    • 北海道の宿探し@白老

      2023年8月の暑い北海道 もちろん、暑さなんて期待してなかったんだけれど そんな暑い北海道を楽しくしてくれた素敵な宿たちを紹介します。 関西空港から飛行機で千歳空港に降り立ち、バスで南千歳、そこから列車で白老駅まで。 約1時間半ほどかけて移動しました。 小雨降る中、駅から宿まで徒歩5分弱。 hakuと言うホステルは、ほんとに普通の街中に突然現れました。入り口に積み上がってる薪が目印。 カフェandバーが隣接されてます。 もともと民宿だった建物をリノベーションして新しく

      • イタリア隔離生活@2022年8月

        ミラノからの中継です。笑 はい。見事にイタリアの帰国時PCRチェックでポジティブ(陽性)でした!@2022年8月1日 なんとなく、滞在5日目シエナの最終日辺りからくしゃみがでだして、鼻水も。。。 と思ってたら、まさかの!😂 いや、笑い事じゃないけどもう笑うしかない。 チェックインカウンターで並んで待ってる時に連絡受けて「あらら、やっぱりそうか」でしたが、ほかの二人を早く飛行機に乗せないと!と取り敢えず急いで見送って、その後は茫然自失。でもなく、すぐさま保険会社に電話して、現

        • カヤックで知床半島一周⑬4日目の最終日に向けて)

          3日目の夜。 いつものように薪を集めて、夕食時に座る椅子になる丸太を運ぶのを手伝ったりしているうちに、オホーツク老人はあの伝説の鍋で美味しい香りを漂わせてた。。見ているとスープストックを入れてる。。。そして、、なんだか薄黄色い塊をどかどか入れてる。。更に白ワインを1本丸ごと入れた! 薪集めに疲れてしまった私は、ちょっとだけテントの入り口で座って休憩しながらその様子を眺めてました。。それにしてもあの「レストラン」への道のりが遠いと思う訳をご覧ください。。地面(と言えるのか)は

        北海道の宿探し@旭川

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        • カヤックで知床半島一周!(誰もやったことないらしい)
          13本

        記事

          カヤックで知床半島一周⑫(3日目に突入!)

          3日目の朝も、難なく3時30分頃に起き(むしろ、明るすぎて寝てられない)、わさわさと巨大サンドイッチの朝ごはんを食べ(全部食べたら身体が重くなるので半分だけ食べる事を学ぶ。。なんでも体験。苦笑)サクサクとテントを片付け、、、と言いたいところですが、実は昨日のテント初お片付けは、オホーツク老人(チームリーダー)に全面お手伝いいただいてたので、いざ自分たちでやる気満々だったのに、 「え?あれ? 袋に入らないよね。。これ。。そっか。もう一回畳もう。」 「ん?え?なんでやろ。絶対無理

          カヤックで知床半島一周⑫(3日目に突入!)

          カヤックで知床半島一周⑪(2日目の夕餉は何鍋!?)

          2日目のサンセットは確か20時を過ぎていました。いつまでも明るいから時間の感覚がわからなくなってくる。でも、、お腹は空くんだよな。。。 『みなさん、そろそろ薪を集めてくださーい。 それと火を囲んで座るもの。大きい座り心地の良い丸太がいいな。」 そういいつつ火の番をするオホーツク老人ことチームリーダーは、皆が集めてきた小枝にいとも簡単に火を点け「ナベヤカン号」からおろしたでっかい鍋に水を灌ぐ。 ぐつぐつ音をたてて来るころに運ばれてきたのは丸鳥!夕日を浴びながら解体されていく

          カヤックで知床半島一周⑪(2日目の夕餉は何鍋!?)

          カヤックで知床半島一周⑩(2日目のキャンプ生活)

          次の目的地を見る遠い目。。。。そんなタイトルを付けたくなるほどの写真が撮れてた。なんでこの角度で撮ったんだろう。めちゃいい感じ。。 というか。それくらい確かに疲れてました。。。1日目は予定外に早くキャンプ地に到着しちゃったものだから、2日目の午前カヤック時間がとても長く感じた。。(実際長かったんだけど。。) ただ、この日はとてもお天気が良かった事もあり、ここからのカヤックから観る知床半島はものすごく美しかった。。透明度の高い海に美しい山々が映っている様子にうっとり。。。。

          カヤックで知床半島一周⑩(2日目のキャンプ生活)

          カヤックで知床半島一周⑨(ペキンノ鼻超え その後)

          2日目の朝。まあまあ波が立ってる中を、爺の素晴らしいテクニックのスライディングでスタートしたカヤック。 この画像を見るとまだ日焼けもしてないし、若干寒そうでもある。 さて。これから向かう「ペキンノ鼻」という難所。 先日から何度か連呼していて、私も現地で聞いていて頭の中は、あの「北京」でいっぱいだった。 しまいには中華料理が浮かんできて無性に冷麺が食べたくなったという副作用が激しく起こってしまった。。。想像力ってオソロシイ・・・ 実際の謂れは全く違っていて、アイヌ語で「ペケレ

          カヤックで知床半島一周⑨(ペキンノ鼻超え その後)

          カヤックで知床半島一周⑧(ペキンノ鼻超え)

          小学校での体験以来、テントで起きた朝。 熟睡したかと言われるとそうでもない。実はこの日は結構寒くて、寝袋に入る前に上着を何枚か着こんでた。 なのに寒くてうっすら起きたり(でもまたすぐ寝た。)背中のゴロゴロした石に違和感を持って起きたりとか(でもまたすぐに寝た。笑)連続した睡眠にはなってないけどとにかく一回の短い睡眠が深いのか、3時過ぎに明るくなってきた空と共に完全に起きた時には結構寝た感じがあった。 いつものぼさぼさになった髪を解きながら(あぁ。。顔洗いに行くのにどこへどうや

          カヤックで知床半島一周⑧(ペキンノ鼻超え)

          カヤックで知床半島一周⑦(ワイルドライフⅡ)

          まだ1日目を書いてるという。。。長い。長い一日だったという事で(体感/当社比)お許し願いたい。  カヤックを降りてから、丘トレッキングを楽しみ、川釣りを楽しんだ後、さて、お楽しみの夕食準備。(その前に爽やかな!?笑顔でなんかを齧る。。いや、それ、根室昆布やん。) 早速釣ったオショロコマをワイルドに焚火で焼いて前菜作り。  あっという間に香ばしい香りが辺りに立ち込めて唾が出る。 が、、よく見てください。オショロコマは丁寧に内蔵が取り除かれているんです。これ、私達がちょっと休憩し

          カヤックで知床半島一周⑦(ワイルドライフⅡ)

          カヤックで知床半島一周⑥(ワイルドライフ)

          一日目の休憩場所は、スタート地点から10キロ程の場所。  正直「あれ?もう休憩なのね?」というくらい余裕デシタ(初日でまだ体力あったから。。。)  ですが休憩している間にも波がだんだん厳しくなってきて、そのあとに控えている超難所「ペキンノ鼻」を超えるには難しい状況になった。 そんな中「とりあえずカヤックの中の荷物を一旦全部出して~。で、岸から少し離れた場所まで引き上げるぞ~」と言われた時ふと頭をよぎったのは、いやこれ「波が収まってきたからもっかいカヤック岸まで出して荷物全部詰

          カヤックで知床半島一周⑥(ワイルドライフ)

          カヤックで知床半島一周⑤(初日から予定外!?)

          オリンピックも始まって、なんとなく日常にスポーツが取り込まれた感じしませんか? 開会式を観てやっとオリンピックモードになった私ですが、知床の余韻は全く消えていません。むしろ煽ってますか?というくらい。 。。。と言う訳で世に反して一人盛り上がり、進めます! 出発した相泊漁港は波が少しあったものの、まだ全員元気で景色を楽しみながら漕いでます。天気は曇りというか霧が出ていて少し肌寒さもあり。 海水に触れてみると、、びっくりするくらい冷たかったのを覚えてます。 実はこの辺りは霧や

          カヤックで知床半島一周⑤(初日から予定外!?)

          カヤックで知床半島一周④いよいよ出発

          実は昨日、知床半島一周カヤック仲間で、地元に戻って初めて集まりました。 知床というか北海道から戻ってきたのは7月1日。そこから一か月も経っていない。。 なのに、集まったメンバーの半分くらいはその間にも日本中を駆け巡っていました。。さすがの狂人、あ、失礼、強靭なメンバーです。私はせいぜい大阪に出たくらいで、ちまちまとPCに向かって一人90分講演したり(笑)、市内を駆け走る感じでした。特に祇園祭ですからね。今は。 で。そんなメンバーからもこのnote記事について「なんであそこで

          カヤックで知床半島一周④いよいよ出発

          カヤックで知床半島一周③(出発準備)

          →①話を読みたい方はこちら。 いやはや。カヤックの旅として記事を書き始めたのですが、周りから「いや、乗ってないやん。まだ。いつになったらカヤックの話すんの?」と聞かれております。。。なにぶん、旅で起こったことが全て斬新でおもしろすぎて、そこまで辿りつくのに②話使いはたしました。。。 というわけでいざ出発!と言いたいところ。出発の準備をレポート。 まず。メンバー全員が出発の5日程前に抗体検査を自宅で行い、現地について前日にも2回目の抗体検査を行うという徹底した感染防止

          カヤックで知床半島一周③(出発準備)

          カヤックで知床半島一周!②(前夜祭にて)

          女満別空港からの移動途中オシンコシンの滝での決起会を終えた私達が向かったのは、知床の町を通り過ぎて更に奥地へ。Wi-Fiの電波も消えた、もはや今はメンバーの聖地ともなってしまった<岩尾別ユースホステル> 現在、休業中のところ、今回臨時オープンしてもらったという贅沢な状況。 とはいえ、ユースホステルです。妙齢を重ねて贅沢に慣れ切ってしまったもはやダメ人間(特に私)にはかなり衝撃的な施設であったことを否定するつもりはない。  まず、自家発電で動く施設。あ、これアマゾンの宿泊施設

          カヤックで知床半島一周!②(前夜祭にて)

          カヤックで知床半島一周①(決起会で)

          「とっても楽しいツアーを企画しました。カヤックで知床半島一周と羅臼岳縦走登山ね」というメッセージと共に、知床での絶景が盛り込まれたブローシャが3枚ペロンと送られてきたのは今年の3月。 ツアー催行日は6月23日〜3泊4日+α(天候により追加可能性含む) 「このコロナ渦中にそんなこと考えるんや!?」と「これからの観光業」を鬱々と考えていた私には正直、衝撃な事でした。。ですが、しばらく知床の断崖横を走るカヤックの画像を見ながら考えたのは「カヤック初体験に近い私がこんなハードなスケジ

          カヤックで知床半島一周①(決起会で)