スポーツは、自分がするのも・観るのも好きなyukichi. です。

特に男子バレーボールは、小中学生ぐらいの頃から母と姉と一緒によく見ていました。その30年以上前？頃の好きな選手は、母⇨セッターの松田、姉⇨中垣内、私⇨大浦、だったような。。。

それぐらい、俄かファンではなく、ずっとベテランファンの私。男子バレーという競技そのものが好きなのです。
女子バレーよりも、スピードもパワーも圧倒的に男子のほうが凄いので、観たいのはやはり男子。
現在の推しメンは、髙橋藍（たかはし・らん）選手だと以前の記事に書きました。↓↓↓

単にイケメン＆ミーハーな理由じゃないですからね！
プレースタイルとか、チーム戦術とか、今の龍神NIPPONがおもしろくて、観ていて楽しいから好きなのです。

そして、昨日のW杯スロベニア戦に勝利してパリ五輪出場が決定。
藤井さんのユニフォームを掲げて、選手たちみんなが男泣きしている光景を観て、私も涙せずにはいられませんでした。

①亡くなられたセッター藤井直伸さんの存在

東京五輪の試合ももちろんTVで観ていた私。

東京で藤井さんと共に戦ってきた代表選手たちからすると、そのたった3年後に行われるパリ五輪の予選であるこのW杯に、どうして彼がもう居ないんだろうという気持ちだと思います。それはファンも同じ。

胃がんの公表から1年と少しで亡くなられた藤井さん。闘病中もずっと「治してパリ五輪に行く」と言ってきた藤井さん。
訃報を知った時は、私も信じられませんでした。早すぎる、と。
しかもご結婚されたばかりで。本当に無念だったと思います。ご家族もチームメイトも、関係者すべての人もファンも。

スロベニア戦が終わったあと、ネットニュースもたくさん読みました。
藤井さんのユニフォームを中心に、選手もスタッフもみんなが泣きながら笑顔で撮影した写真を見るだけで、なんだか色んな思いが込み上げてきてしまいました。

それぞれの選手のインタビューを聞いても、また目頭が熱くなる。。。
本当に、感動しました。そして、おめでとうございます！
パリ五輪も、私も生きてたら、絶対に観て応援するからね！（今のところ、至って健康ですが。）

②「〇〇のために〜」背負う思いの重さ

例えば、私みたいな一般庶民がスポーツを頑張る理由は、「ほぼ自分のため」です。楽しいから、好きだから、勝ちたいから、健康のために、とか。

でも、日本代表のスポーツ選手たちは、なぜ人生や生活の全てと言っても過言ではないほど大きなものを懸けてやっているのかと言えば、決して自分のためだけではないはず。
家族のため、チームメイトのため、控え選手や代表落ちした選手のため、国のため、ファンのため、恩師のため、次世代のため、プライドのため、スタッフや支えてくれた人たちのため。

そして、今回ならば亡くなった同志のため。
多くの選手が「藤井さんの居たかった場所だから。」と言っていました。

「楽しい・好き」が根源にはあるだろうけど、それだけじゃ絶対にここまでは辿り着けない。人のため・誰かのために頑張れる人でないと、苦しい時や辛い時に乗り越えられなかったんじゃないかと思います。

スポーツに限ったことじゃないけれど、音楽でも芸術でも勉強でも仕事でも、なんでも順風満帆には進まないですからね。
私も、打ちのめされても立ち上がる強さを身に付けたいなぁと思います。
しょげるのも、拗ねるのも、羨むのも、諦めるのも、簡単だから。

③頑張ることは楽しい。簡単には叶わないのが夢だから。

私は保育士をしていますが、年長児が卒園するときに先生たちが寄せ書きする一言メッセージに、いつも「がんばることはたのしいよ！」と書いています。
頑張ることは、なんでもいい。
好きなことひとつでいいから、夢中になれる何か見つけて、努力し続ける楽しさを知ってほしいなぁという願いを込めています。

なんでも器用にこなせる多彩な才能もいいけど、何かひとつのことを長く取り組める・没頭できる才能も、本当に素晴らしいものだから。
失敗することも、負けることも、挫折することも、きっとある。
でも、妥協せずに、諦めずに努力し続けた人だけが、描いた夢を叶えられるんだと思う。

簡単には叶わないのが、夢だから。
挑戦しなければ、失敗すらできない。
勝負しなければ、負ける経験すらできない。
悔しさを知らなければ、達成感も味わえない。
色んな経験を積んで、人は成長する。

色んなことを感じさせてもらった一日でした。まだバレーW杯は終わってないけどね。アメリカ戦も頑張れ～！