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vol.1 躁鬱で大学を1年休学するってどうなの??

   大学を1年休学する。それは不安しかありませんでした。

「同級生と差ができてしまう」「休学なんてしたら就職に影響するんじゃないか」「みんなにどんな目で見られるのか」「親に申し訳ない」

   休学したい旨を親に伝える、コレがとても勇気がいりました。親は固定観念が強くて、ステレオタイプから外れる私を拒否するのではないか…と私はそう思っていました。

  しかしながら、意外。伝えてみると「いいよ」と二つ返事で言ってくれました。以前から病気のことは少し話してはいたのですが、こんなにすぐ返答をしてくれるとは思っていませんでした。

  両親は、ありがたいことに私を第一に考えてくれました。固定観念が強いのは私の方でした。

  「あぁ。もう少し早くに言っておけば余計な心労をしなくて済んだのにな…。」

  そんな事を考えたのを覚えています。

  私は、一人暮らしをしていたので自分で書類などは用意しました。それまで、食事などロクにしていなかったので、筋肉が落ちて、やつれた体をどうにか動かして大学に休学申請をしました。

  大学への休学申請も案外すんなり通りました。        
病院の診断書があれば直ぐに手続きできるようでした。

  休学前は色々不安がありましたが、無事山を越えて休学期間に入ることができました。

  vol.2も書きますが、結論から言うと私は休学して良かったです。

   1年という時間は、躁鬱病特有の思考を変えるには十分な時間でしたし、他の人から変な目で見られることなんてありませんでした。なんなら、同級生の社会人話なんか聞けて色々勉強できました。

   私がもし休学しようか迷っている時に戻ったら、まず何かしら意志を誰かに伝えるように!と言うと思います。頭も整理されますし、割と周りの人は解決してくれようとしてくれました。

自分で考えるのは大事ですが、自分だけの頭だけでは限界があることを知ることができました。


vol.2 に続く…

  

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