見出し画像

インドの保険事情について MicroInsurance

こんにちは!

FinTechの最先端領域である、保険×テクノロジー ="InsurTech" についてロンドンでResearcherをやらせて頂いております。

これまでにHongKong FinTechWeekLondon InsTechInsurTechInsightsなどのイベントに参加し、レポートを書かせていただきました。

調査依頼やご質問等ございましたらDM、コメントをお願いいたします。

Twitterはこちら

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

#india #insurance #microinsurance
インドではGeneral Insurance(生命保険以外)領域における
マイクロインシュアランス(保険料と保証領域をかなり抑えた保険)
がものすごく伸びていて、これがGenral保険の中心になってきているという話。
https://lnkd.in/gD9sAj6

#InsurTechInsights でもこの件について話がありました。個人が6,7個の保険証券をもつのも一般的だそう。

状況が気になってたので調べてみたところ概況が掴めてきました。

そもそもインドの保険業界ですが、生命保険業界はLIC(life insurance company)という会社がシェアの70%(https://lnkd.in/gvHqHPC
をもっており、競争環境として生命保険市場は厳しすぎるようです。

損保市場はというとGeneral Insuranceの中でもMotor Insuranceが業界の39.40%
(https://lnkd.in/g7PsgKV)
を占めております。

インドはまだバイクや車の所有率が一般家庭の20%
ほどですが、シェアリングエコノミーも盛んになってきています。2014年は14B$でしたが、2025年には335$になると予想されています。
https://lnkd.in/gcvTnMH

シェアリングエコノミーに対する保険というとやはりオンデマンド型の車保険などが予想されますのでこれらの理由からマイクロインシュアランスが刺さっているのだと考えられます。

マイクロインシュアランスが盛んであり、個人が保険証券を複数所有するのが一般化しているインド保険市場では、特に保険証券管理サービスが刺さりそうな気がします。そこからのクロスセルもマイクロインシュアランスならしやすいのではないでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?