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「感謝」について

全ての物には波動があって、私たちが感じる様々な感情にも
それぞれ固有の波動があると言われています。

そして、
感謝はそのなかでも一番高い波動をもつ感情の一つに
分類されています。

だから、感謝するといいとよく言われたりするけれど、
そう簡単にできるものではなかったりしますよね。
とくに、嫌いな人や嫌な出来事に対しては。
そして、その相手が家族だったりすると余計に…。

これを書いている今日は1月2日。
こういう年末年始の時期は
家族と一緒に過ごす方も多いかと思います。
一方で、
あえて一緒に過ごさないことにされている方もいると思います。

それ以外にもいろんな過ごし方があると思いますが、

一緒に過ごすべきという考えから
無理に一緒に過ごしていたり。
または一緒に過ごすべきと思いながら
一緒に過ごさない選択をしたり。

「べき」で行動すると、いずれにしても感情的にはキツいですね。

今の私にとっては、
実家の家族のために何かしたり、共に時間を過ごしたりすることは、
疲れるし大変だーと感じることはあっても、
「今までいろいろあったよね。何はともあれ元気でいてくれてありがとう」と心から思えるし、いいところの方が目に付いてしまって
感謝の気持ちが勝手に湧いてきます。

家族のことで苦労している人にこんなことを言ったりすると、
「よくそんな風に思えるね!」
と言われることがあります。
また、「親孝行だね」「すごいね」などとも。

いやいや、私がすごい人間、できた人間だから
こんな風に感謝の気持ちを持てているわけでは全くもってありません。

とくに父に対しては、
早くいなくなってくれればいいと何十年も本気で思っていたし、
実家の家族たちと過ごす時間は一番苦痛な時間でした。
(そして、そう思っている自分のことも嫌でたまりませんでした)

今のように変わってきたのは、自分に向き合ってきたからです。
その過程はなかなかハードでした…。
(過去形で書いていますが、常に現在進行形だったりする(笑))
とくに、潜在意識に向き合うワークの中では
金太郎あめの金太郎のように
ほぼ毎度といっていいほど父が出てくるし(;'∀')

でも、向き合っていけば、一つひとつ必ず終わっていって、
もう不要な感情などは手放していくことができます。
(からだからも心からも)

私は、ボディーワークや潜在意識に向き合うワークで
自分に向き合っていくうちに、
内側から勝手に感謝の気持ちが湧いてくるようになりました。
そして、自分でもびっくりですが、
大嫌いで憎しみさえ感じていた家族に対しても
感謝を感じるようになってきたのでした。

感謝する「べき」と
人から押し付けられたり、自分で自分に強いたりしても、
それ以外の感情がいっぱいあるのに感謝なんてできるわけがない。
できないのに、しなきゃとか、するべきとか思っても
いいことは一つもない。

まずは今の自分の状態、感情に
気づくこと、否定しないこと。
そこから始めるのが一番楽で近道。

感謝するべきと思ってできるものなら誰も苦労しないわ~。


だから、
家族といるのが苦痛だったら無理に一緒にいなくていいし、
一緒にいない自分を責める必要もない。
選択肢が本当はあるのに、
ないと思って「べき」で行動すると、
たくさんのうれしくない感情を
芋づる式にさらに感じるループへ…(+_+)

そんなループはいやだから、
正直な自分の気持ちにまずは気づいてあげる。
心地よさを選ぶ。
そうすれば心身にスペースができて、
向き合うこと、取り組むことができる。

感謝は、勝手に後から湧いてきてくれると思います。

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