#126 夕焼けを楽しむ・・・ニューヨーク1人旅 2018年11月11日(日)11日目・・・7

Madison Square Parkを出ると、目の前にFlatiron Building(フラットアイアンビル)があった。

1週間前に、あれほど右往左往しながら探してやっと見つけたのに、今日はいとも簡単に、ひょっこり現れた。

Manhattanは思いのほか狭く、比較的短時間で歩いて移動できる街なのだと、段々わかってきた。

目の前のFlatiron Building(フラットアイアンビル)は、日が当たる側と日陰側にはっきりと分かれ、堂々と鎮座していた姿がかっこよかった。

周りには警察官が何人か立っており、近くにはパトカーが止まっていた。
間近で見るNYPDの白と青のパトカーは、見慣れてしまえば何も感じなくなるのかもしれないが、まだまだ珍しい私には、横からそのかっこいいボディを見て、またNew Yorkにいることを改めて実感できて、嬉しかった。

そろそろ夕方になりかけていた。
ふいに、どっぷりと夕焼けにつかりたくなったが、Manhattan内は高層ビルが林立しているため、太陽光が遮られ、地上はかなり早い時間から影になり暗くなる。
高層階に行けばいいのだが、気軽に行ける場所がわからず、まだ15:30を少し過ぎたところだったが、宿のあるBrooklynに早々に帰ることにした。

一瞬、もう1度BROOKLYN BRIDGEへ戻って、ManhattanからBrooklyn・DANBOへ歩こうかとも考えたが、日没時間を考えると、暗くなってからDumbo地区を1人で移動することに、少し不安と怖さと躊躇いがあり、
宿に戻ることにした。宿のご近所もお散歩してみたかったこともある。

16:00過ぎに、宿の最寄り駅である、Atlantics Avenue – Barclays Centerに戻ると、宿のオーナー・陽子さんに教えていただいた、目印の背高のっぽの時計台に、西陽が当たっていた。雲1つない青い空に濃いオレンジ色の、その美しさに思わず、
「わぁ~、きれ~い~~!」
と声が出た。

名所であるBarclays Centerの屋根にもきれいなオレンジの光が当たり、その前の道路を、NYPDの白と青のパトカー走って行く。

さっきMadison Square Parkで見た車体より大きく、はしごが付いていた。
車の赤いブレーキランプがずらりと並ぶ道路。どこかから夕焼けチャイムが聞こえてきそうだった。

座って時計台を眺めたくて、宿の近くの、ビルの前にある広いスペースに腰を下ろした。
スケボーを練習する子ども、読書をする男性、犬の散歩をする人。
日曜の夕方で、辺りに人はチラホラ。

今日も朝からよく歩き、心地よい疲労感を楽しみながら、夕焼けに染まる時計台をじっと眺めて、大好きな夕暮れの時間を楽しんだ。

日本にいてもNew Yorkでも、私は日中から夜になっていく間の、夕暮れ時が、1日の中で1番好きだ。夕焼けを見ていると気分が落ち着く。
Brooklynでこんなに素晴らしい夕焼けを見ることができて、心底幸せだった。

宿に戻りシャワーを浴びて一息ついたら急に睡魔に襲われ、早々に寝落ちしてしまった。

 ★  11日目に行った所  2018年11月11日(土)
・  Dumbo・  BROOKLYN BRIDGE
・  Washington Square Park
・  MetLife North Building
・  Madison Square Park 

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