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道端でジュースぶっかけてきたナイスガイは運命の人でした❤️『ノッティングヒルの恋人』

「ロマンティック・コメディの帝王」と言われたヒュー・グラントの代表作。午前10時の映画祭に初ラインナップされた。客席は、リアルタイムで見ていた世代であろうお母さんが、当時の自分と同じくらいの娘と一緒に来ていた姿が印象的だった。恋人と、親と、兄弟姉妹と、友達と…etc…。誰と観ても楽しめる今作。大学生の私は一人で観に行った。「恋っていいなぁ…」とただひたすらに思いながら、帰路についた。そんなドストライクだったラブコメ『ノッティングヒルの恋人』について綴っていく。

※ラブコメなので、感想の質はいつもよりは薄めです。ご了承ください。

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■ありえないからこそキュンとくる!

▷コーヒーぶっかけたところからはじまる恋

画像引用元: YouTube Movieclips 
『Notting Hill Official Trailer #1』
https://youtu.be/4RI0QvaGoiI

大女優が本屋亭主に恋をする逆シンデレラストーリー。ダッカ―が持っていたオレンジジュースをアナにかけてしまう。そしてヒューの家へ行く。早くも素敵な恋が始まりそうな予感。

▷ いきなりキス?!

画像引用元: YouTube Movieclips 
『Notting Hill Official Trailer #2』
https://youtu.be/t5cn4BoYSEE) 

服の汚れを落とし、帰り際にいきなりキス。大女優からそんなことをされるなんて、男からしたら夢のよう。「えー!!」って思ったし、あり得ない。でもそれがいいじゃん。


▷夜の散歩デート

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画像引用元: YouTube Movieclips 
『Notting Hill Official Trailer #2』
https://youtu.be/t5cn4BoYSEE

個人的に好きなのがアナとダッカ―の初デート。アナが夜の予定を全キャンセルし、ダッカ―の妹の誕生日パーティーへ。お開きの後に夜のお散歩デート。アナの誘いで誰かの意への庭へ。「ルールにお堅い人?」とアナは乗り気。何かイケナイことを女性がノリ気で誘ってきたら、好きになっちゃうよね。そして2人はここで2回目のキスを。

■離れても、運命的に惹かれ合う

▷実は、彼氏持ち?!
アナに「部屋に来たい?」と誘われてダッカーは家へ。5分後、部屋へ上がるとアナの彼氏が…!ダッカーは驚いていたが、それは私も同じ。ショックを受けたダッカーは諦める。

▷ヌード流出?!
下積み時代の盗撮ヌードが流出した。マスコミから逃げるようにダッカーの家へ転がり込んだアナ。しかしシャツを羽織っただけの格好で家から出てくるところもマスコミに撮られてしまった。スタッフと逃げる。

▷「君の答えにNoと言っても良いかな」
イギリスで撮影していることを聞いて、観に行くと現場を見学させてもらえたダッカー。初めてみる《女優》の姿。しかし彼女は「もう過去の人」だと共演者に話す。ダッカーは途中で消えてしまう。次の日、ダッカーは彼女から「また会えるかな?」と告白をされる。しかしダッカーの返事はNo。もう傷つきたくないと、自分に正直になれなかった。

▷やっと…
みんなの協力があってなんとかたどり着いたアナの記者会見。そこでダッカーは記者のふりをして質問をする。この質問で彼の想いを伝えているのだが、とてもお洒落でカッコいい!2人は結婚し、子供を授かり幕を閉じる。今年話題になった『花束みたいな恋をした』という日本の恋愛映画。これでは出会いから別れまでを描いているのに対して、今作では出会いから結ばれたところまでを描いている。ラブストーリーの構成自体が変わりつつあるなぁらと感じた。

■甘いマスクのプリンス

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画像引用元: YouTube Movieclips 
『Notting Hill Official Trailer #2』
https://youtu.be/t5cn4BoYSEE

ヒュー・グラントの甘い魅力が爆発しているのが、今作最大の見どころ。ジュリア・ロバーツは「ヒューのゴージャスさがこの映画を支えている」と話していた。いくら大女優でも、こんなナイスガイとぶつかったら好きになっちゃうよね。ダッカーの元奥さん、なんでハリソン・フォード似の男性に取られたんだろう。「インディー・ジョーンズに取られた!」と言っていたシーンは笑ってしまった。インディはインディで不器用だから。

■大女優役の大女優

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画像引用元: YouTube Movieclips 
『Notting Hill Official Trailer #2』
https://youtu.be/t5cn4BoYSEE

ヒューは「彼女のオーラなら、僕が一般人になることなんて簡単だったね」と話すほど、ジュリアの女優感は凄い。『プリティ・ウーマン』で人気を確立した女優であったジュリアは、オードリー・ヘップバーン×グレース・ケリーを掛け合わせた人物像のアナとはかけ離れているらしい。間違った選択をしたアナに、「自分だったら正しい選択ができるのに」とイライラし、役作りは想像以上に難しかったそう。しかし脚本に惹かれたジュリアは、大女優を演じ切った。

■背中を押してくれる愉快な同居人

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画像引用元: YouTube Movieclips 
『Notting Hill Official Trailer #2』
https://youtu.be/t5cn4BoYSEE

デートに行く時の服を悩んでいた。スパイクのチョイスしたTシャツには「Love Blood」や表に「You are the Most Beautiful Woman」、後ろに「Funcy Fuck?」などと書かれており、ちょっと変わっている。

しかし終盤には、キューピットとなる。ダッカーがアナのことを振り、正しい選択だったのかと悩んでいた。彼の親戚家族はみんは正しいと言った。彼女を諦めさせた方が、彼にとって幸せだと思ったからだった。しかしスパイクだけは「何で馬鹿なことをしたんだ」とダッカーの背中を押して、アナのところへ行くように言う。途中で信号待ちにあった時には、車を止めて彼女のところへ行くことを助けてくれた。不器用なところはあるけど、とても良いやつ。

■ファンタジーすぎる?

美男美女の恋愛、幸せなことしか起こらない、いわば夢物語。それが良くないと批判する人もいるかもしれない。でも、こんな映画があってもいいじゃん!それがラブコメの醍醐味なんだから。

■細か過ぎて伝わらない好きなシーン

▷度付き水中眼鏡で映画鑑賞

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画像引用元: YouTube Movieclips 
『Notting Hill Official Trailer #2』
https://youtu.be/t5cn4BoYSEE


ダッカーが眼鏡を無くした。しかも映画デートの日に限って。そんな時に彼が持って行ったのは度付きの水中ゴーグル。映画ではなく、ダッカーに笑ってしまうアナも可愛い。


■最後に

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ありがたいことに、午前10時の映画祭で上映された時と、パルシネマでの再上映との2回も劇場で見ることができた。

出会いを探して、
誰か道を歩いている美女に
オレンジジュースをかけよう!

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