ユキノイエゴト(占星術師が超現実的に家のこと語ってる)

シングルマザー歴12年の星占い師。 リフォーム会社で設計兼インテリアコーディネーター歴…

ユキノイエゴト(占星術師が超現実的に家のこと語ってる)

シングルマザー歴12年の星占い師。 リフォーム会社で設計兼インテリアコーディネーター歴数年。 その時に得た知識や、ひとり親にしか味わえない家の事を書いていきます。 今の所、占い師のくせに現実的な事しか載せてません。 占いのご予約はHP『ユキメグムの星読み伝達室』へお願いします。

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シングルマザー家を買う8*内見へGOです!内観編

さて、躯体や床下が良い状態という事で、ほぼほぼ購入は決まってたのですが 更にプラスになったポイントをお伝えします。 ここからは主に内観の話。 ・水廻り(キッチン、トイレ、バス、洗面台)が全て新品、下水に接続されている。 古い築年数の家で多いのが、タイル壁+ステンレスの浴槽とか。 寒いしなんか怖いし深いし、入れ替えようと思ったらめっちゃ予算かかります(タイルの解体処分費とかね)。 あと、全て下水に接続されてるのも大きなポイント。古い家は圧倒的に汲み取りトイレ率が高い地域です。

    • シングルマザー家を買う7*内見へGOです!いちばん大事なポイント編

      玄関から中へ。 まずは、賃貸と同じように各部屋の雰囲気・設備を紹介してくれる担当者。 がしかし、私が最も気にしていたのは躯体と呼ばれる、土台・柱・梁・屋根など骨組みの部分。 壁紙やフローリングは、歪もうが剥がれようが、後から個別にやり直しが効くのだが、躯体が弱いと危険なうえ簡単には直せない。 骨だからまず、身を剥がすところから必要になる=補修にコストがかかりすぎる物件となる。 加えて、築40年超の家。条件によっては、ガタガタに歪んでてもおかしくない年数。それなら価格が安い

      • シングルマザー家を買う6*内見へGOです!外観編

        現地に着くと、営業担当がすでに待っていた。 駐車場が狭いので、どこか近くに停めて歩いてきたらしい。素晴らしい。 確かに、写真で見るより駐車場が狭い。 でも私、バックもできるタイプだから大丈夫。 ↑余談だが、運転は前進しかしない!と決めているツワモノの友人がいる。 「まずは外周りから行きましょう」 そう言って、家の脇を通って奥の庭へと案内された。 素晴らしい田んぼの風景が見下ろせ、奥にはなだらかな山々。私の好きな眺め! 今は稲刈りも終わったけど、ここにはしばらくしたらま

        • シングルマザー家を買う5*内見へGOです!連絡編

          お目当ての物件、まぁ安いには安いなりの事情があるのだろうと思い、事前に現地のハザードマップを確認してみた。 ハザードマップとは、国土交通省が運営する土地の特徴を載せた防災マップのことで、インターネットで公開されている。『ハザードマップ 〇〇』←市区町村の名前 で検索すると、誰でも自由に見ることができる。 マップ上では、この建物の半分くらいが土砂災害警戒区域に指定されていた。なるほど。 ここ広島県は、真砂土(まさつち)が多い土地。この土は性質的に水はけが悪く、水分を貯めこ

        シングルマザー家を買う8*内見へGOです!内観編

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        • シングルマザー家を買う
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        • イエゴト チェックポイントまとめ
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        記事

          コロナ禍での住宅取得を応援!!新制度

          お話の途中ですが、お得情報~! 2020/12/15時点で住宅取得を応援する新制度が決まったようなので、いち早くお知らせします。 国土交通省が『グリーン住宅ポイント制度』を新設したそうです。今までも住宅取得に関してさまざまな支援制度が用意されてきました。 特にこのコロナ禍の中で、住まいの改善を目指す人は使わない手はない!ってぐらいお得な制度です。 対象となるのは、2020/12/15~2021/10/31間で契約されたもの。 新規や中古住宅購入・リフォーム等で、一定

          シングルマザー家を買う4*内見へGOです!の前に

          衝撃の格安物件を発見し、内見の予約をとりつける前にした事がある。 それは『第三者への相談』。 私は元々、大きな決断でも一人で決めて突っ走る癖がある。子どもの頃からそれで痛い目を見てきた。 今回はいくら格安とはいえ、とんでもない額のお金が動くことになる。 失敗しちゃった☆テヘッ では済まないお話。慎重に。私も大人になったもんだ。 そこで相談相手に選んだのが、リフォーム会社勤務時代にお世話になりまくった元上司。この人なら、知識も経験も判断力も信頼できる。 「ねぇねぇ

          シングルマザー家を買う4*内見へGOです!の前に

          シングルマザー家を買う3*引越し先が見つからない

          12年住み続けた賃貸アパートから、引っ越す事に決めた。しかし、この辺りは徒歩圏内に駅もでき、急に地価が上がり始めた地域。 実はウチには子どもの他に猫もいる。今より狭くなく、家賃がトントンか安い所、かつペット可な物件は、探してもなかなか見つからない。 引っ越す意志だけ固まったまま、前に進めなくなった。 ここでふと 「物件探し疲れたな…、ひと休みしよう」 と、癒やしを求めて中古の戸建てサイトを覗いてみた。 元々リフォームの仕事をしていたので、間取りや図面を見ながら、ど

          シングルマザー家を買う3*引越し先が見つからない

          シングルマザー家を買う2*環境の経年劣化

          長年住み続けた賃貸にはホントにお世話になった。 大家さんも本当に親切で、挨拶に行った際には畑のキウイフルーツやお菓子を分けてくれたり、共益費も取ってないのに、ゴミ置き場や建物まわりを常に綺麗にしてくれていた。 毎年冬至の日には『ゆず風呂にどうぞ』と書かれた、段ボールいっぱいに収穫された柚子が、住民の集合ポストの下にそっと置かれていた。 そして、夕方にこの2階の部屋から見る、夕日の差す線路と田んぼとのコントラストが本当に美しかった。すごく良い所に住めたなぁと幸せを噛み締め

          シングルマザー家を買う2*環境の経年劣化

          シングルマザー家を買う1*激動の時代を共に過ごした賃貸部屋

          離婚してから12年、ずっと同じ賃貸アパートに息子と二人で住んでいた。 この建物は、私が小学生だった頃に通学路沿いに新しく建ったもの。学校まで徒歩5分の好立地にある。 離婚して地元に帰り、散歩してる時に 「ここ、小学校から近くていいな〜。空いてないかな?」 と懐かしく思って見てみると『入居者募集』ののぼりを発見。 勢いで仲介業者に電話してみると、なんと最近、2階で1部屋だけ空いたとの事。担当者は女性ばかりで対応もよく、家賃も払えない額ではない。内覧へ。 線路は近いけ

          シングルマザー家を買う1*激動の時代を共に過ごした賃貸部屋

          ユキと家とひねくれた概念④

          シングルマザーとなって、初めて自分主体での生活をする事になりました。 初めて自分の名前で借りる部屋。新しく、自分がコーディネートして揃える家具。 自分だけが使う道具を一から揃えた、自分だけのキッチン。 お金はかけられませんが、いくら残っているか把握できるし、何にいくら使うかさえ 『自分で決められる』 この事がこんなに涙が出るほど嬉しく、幸せな事だとは知りませんでした。 この時の気持ちがずっと胸にあり、いつしか 「自分の暮らしを充実させるって、幸せなことなんだなぁ

          ユキと家とひねくれた概念③

          なに一つ自分の自由にならない鬱屈した生活。 『持ち家なんてクソだ』の思い込みをますます募らせていく私。 言葉が悪くてすみません。しかし本当にそう思っており、毎日が地獄でした。 そんな私に、少しずつ転機が訪れます。 まず、昔から自分の生き辛さが尋常じゃないと思っていた私が、本で『アダルトチルドレン』という言葉を見つけます。 それをきっかけに、自助グループ参加やワークなどに取り組み、実家から離れた環境でじっくり悲しみ・親に対する憎しみを癒やす時間が持てました。 そして

          ユキと家とひねくれた概念②

          さ、前回はダークな10代までのお話でした。 今回はダークな20代の話です。 もう少しお付き合いください。 結婚を機に、晴れて実家から自由になれた私。 夫&おなかの子どもとの3人暮らしをスタートさせます。 お互い若く、貯蓄もないため賃貸アパート暮らし。 それは良いとしてさすが、AC(アダルトチルドレン)の私が選ぶ男性。 結婚後に、夫は独身時代から借金延滞(ギャンブルによる)の常連であり、義両親が代わりに完済後も再借金をしている事が発覚。 私はあまりにも世間知らず

          ユキと家とひねくれた概念①

          さて本来なら、 家買う話始まり始まり~🙌 といきなり本題に入りたいところなのですが。 ここは文章を綴る場所、note。 無駄に昔を、私の家との関わりを振り返ってみたいと思います。 しばしお付き合いください。 幼少期の私(ユキ) 物心ついた時には、父・母・兄と私の4人でアパート暮らし。 記憶にある限り、Gが高速で闊歩するボロい建物でした。 父の仕事がなさすぎていよいよ行き詰まり、親戚のツテで入れた会社の社宅だったそうです。 生活はカツカツで、遠方にいる祖父・

          はじめまして

          noteはじめました。ユキと申します。 子どもが6歳の時からのシングルマザー歴も、着々と更新され12年強となりました。 そんな中、中古住宅を購入しようと思い至りまして。 というか、偶然良い物件が見つかったので急遽買おう!と思ったのです。 お察しの通り計画性も何もあったものじゃなく、また現段階で買えることが確定してるわけでもありません。 でも、この中途半端な段階からのお話も、頑張ってるひとり親の皆さんに何か参考にしてもらえるんじゃないかと思い、記事をアップする事にしま