ユキと家とひねくれた概念③

なに一つ自分の自由にならない鬱屈した生活。

『持ち家なんてクソだ』の思い込みをますます募らせていく私。

言葉が悪くてすみません。しかし本当にそう思っており、毎日が地獄でした。

そんな私に、少しずつ転機が訪れます。


まず、昔から自分の生き辛さが尋常じゃないと思っていた私が、本で『アダルトチルドレン』という言葉を見つけます。

それをきっかけに、自助グループ参加やワークなどに取り組み、実家から離れた環境でじっくり悲しみ・親に対する憎しみを癒やす時間が持てました。

そして、2世帯同居になったことで夕飯は義母が準備してくれるようになった事も、認知の歪みを直すのに効果的な出来事でした。

パートが終わり、保育園に一人息子を迎えに行った後は、毎日夕飯の時間ギリギリまで全っっ力で息子&保育園友達&ママ友と遊んでいたんです。

心から毎日、家に帰りたくないと思っていたのでwこの時間を本気で楽しめました。

その時の交流で

戸建て住宅・ファミリーカー・ペット

こんな幸せの象徴みたいなものが全て揃っていて、家の中も片付いていて、ケンカが日常でできるくらい仲の良い家庭というものがマンガやドラマの中だけじゃなく、意外にありふれているという衝撃の事実や

完璧じゃないからこそかわいらしいママ友たちの、普通のお母さん像というものを知りました。


その後、前回の記事で書いた『私の借金する人のイメージ』に遠からずな事を、夫がやらかしてしまったため(正確には不起訴処分となったので、形式的にはギリギリ普通の人のままです)

この人と一緒にいる限り、私と子どもは幸せになれない

とスッパリ決断し、晴れてシングルマザーに。

初めて自分が世帯を持つ立場になりました。

‥‥あれ?そしたら私のイメージって合ってたんじゃない?

まぁいいか。


とにかく、母ひとり子ひとりになってからの暮らしを、初めて迎える事となります。

この暮らしが、体力的な負担はあったけどとても大きな気付きをくれました。

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