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コミュニティが世界を変える?

社会を変えられると思えるか

先日、起業仲間のゆるやかな集まりで、
いつもは温厚で紳士的であると思っていた男性が
尋常じゃないくらい感情的に言い放った、、
ある言葉に驚きました。

「日本はもう終わりだ!みんな政治家が悪いんだ!」

たまたま、
何気なく始まった政治の話しでしたが、、
日本経済の低迷とコロナ禍における国の対応、
課題ばかりが山積みになっている現状を、
全て政治家の無責任が原因だと、怒り心頭です。

でも、
私は少しおかしいと思いました。
例えこれが政治の話じゃなかったとしても、
地域や会社、何かの団体でも、、
リーダーが必ず正しいわけではないし
成功が約束されているわけでもない。
成果が出ずに失敗が続くことだってあります。

それらの原因が、
全てリーダーの覚悟や責任が足りないからだと
文句を言って攻めるだけで、自分たちは何もしない。

そんなの、おかしい!

コミュニティ・オーガナイジング

仲間を集め、その輪を広げ、
多くの人々がともに行動することで
社会変化」を起こすこと。

特定非営利活動法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン

アメリカには、
社会運動を行うための強力な手法があり、
コミュニティ・オーガナイジングといいます。

社会でおきる問題の多くは、
社会的に立場の弱い人に起こるから、
問題に直面している当事者と、
当事者と同じくらい共感している人々が集い
コミュニティの力で変化を起こしていく。

初の黒人大統領を生みだした
「オバマ・キャンペーン」も、
コミュニティ・オーガナイジングの成功事例だそうです。

ひとりの力は小さくても…
”社会を変えたい”と思う強い気持ちと
共感してくれる仲間がいれば、
私たちでも社会を”変えられる”‼

そんな風に考える大人が増えれば、
日本の若者だって、
明るい気持になるのでは、と思うのです。


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