天文学で読む古事記 国生みと秋の夜空
前回伊邪那岐と伊邪那美がそれぞれ
鷲座アルタイルとこと座ベガを象徴している事を説明した。
天の川に浮かぶ白鳥デネブと結ぶ夏の大三角を折り返すとアルタイルの対極にあるのは小熊座の北極星になる。
つまり、12000年前の北極星ベガとの関係から地球の歳差運動が明らかになった。
古代バビロニアで黄道十二星座が生み出されたが、彼らにその星座知識を伝えたのはメソポタミアのシュメール人とされる。
シュメール人については謎が多く、どこからやってきたかもわかっていない。
わかっているのは、