あの世とこの世ー性の扉セキ、シャク
赤
セキ、シャク、あきらか、あか
大と火に従う
人に火を加えている形
白川静氏は火によって穢れを祓う儀式があったのかもしれないとつづるが、古代人の火に対する感覚を想像すると、
火は炎、命の火をともす作業が赤。
つまり、大=人に、火=生命を吹き込む
つまり、性行為が、セキ、シャクの言葉の響きに込められている。
石
セキ、シャク、いし
厂と口に従う
厂は山の崖の象、口は祝祷の器サイの形
説文での説明は、
山石なり。厂の下にあり。口は象形なり。
祝祷の器サイには、祝祷の詞を収める。
この祝祷の効果を維持するためには、これを安全に守ることが必要であり器上に聖器としての干をおいた。
祝詞の呪能は、把手のある大きな針でサイが刺割されると、害、舎(捨)になる。
祝詞を収める器は、おそらく子宮を象徴。
新しい生命を吹き込む作業により、生命を授かっても
流産することがある。それを掻き出す行為が舎。
生命への祈りの効力が失われた。
干
カン、たて、ふせぐ、おかす
長方形の盾の形。
おそらく聖器の干は、男性、男性器。
妊娠した女性を守る盾として側にいた。
石は、洞窟内での性行為。
厂は山の崖というより洞窟を意味しており、
洞窟は古来より子宮を象徴。
生命につながる秘匿の場所にて行われる神聖な性行為
セキ、シャク。
sex(セックス)の語源は性、性別、生殖器を意味するラテン語sexusセクススに由来。
セキ、シャクとセクススは繋がっていると思う。
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